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走るクラシックホテル🚆新美の巨人たち【豪華寝台列車TWILIGHT EXPRESS瑞風でびわ湖アート旅】

走るクラシックホテル

こんにちは

猫好き父さんです

あ~

乗りたい

乗りたい

乗りたい!

でもねえ

今は時間がない!

画像は公式からの引用です


走るクラシックホテル

西日本の豊かな自然を巡る豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS瑞風」。1両1室の豪華スイートや両側の景色を楽しめる客室など独自の空間設計…デザイン統括・浦一也氏の驚きのアイデアとは。さらに日本で唯一、外に出られる展望デッキはいかに誕生したのか?そこには車両デザインを手掛けた福田哲夫氏の知られざる工夫の数々が。気鋭の文芸評論家・三宅香帆さんが極上の旅を体験しふたりの匠の技と美の秘密に迫ります。

出演者


    アートトラベラー:三宅香帆 ナレーション:磯村勇斗
    音楽

    【オープニング&エンディングテーマ】作曲・編曲 亀田誠治 オープニング曲「カミーユ」エンディング曲「雨のカフェテラス」
    関連情報

    【番組公式HP】 https://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/ 【番組公式X】 @binokyojintachi https://x.com/binokyojintachi 【番組公式Instagram】 @binokyojintachi https://www.instagram.com/binokyojintachi/



TWILIGHT EXPRESS 瑞風

西日本旅客鉄道(JR西日本)の「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は、単なる豪華寝台列車というより、**「西日本そのものを楽しむための、動く高級ホテル」**と考えると、その魅力がかなりよく分かります。

公式コンセプトも非常に印象的で、
「美しい日本をホテルが走る。~上質さの中に懐かしさを~」。
これはまさに瑞風の本質を表しています。(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)

1.まず「列車そのもの」が美しい

瑞風の最大の魅力の一つは、車両デザインです。

深い緑色の「瑞風グリーン」に金色のラインとエンブレム。先頭部には丸形ヘッドライトや、昔のボンネット型車両を思わせる造形が取り入れられています。(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)

つまり、

古き良き鉄道の記憶 + 現代の高級ホテル

なんですね。

車内も単純な「豪華絢爛」ではありません。

昭和初期に流行したアール・デコをベースにしていて、木材や伝統工芸を取り入れています。公式が「ノスタルジック・モダン」と呼ぶのも納得できます。(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)

個人的には、この「ちょっと懐かしい」という感覚が、瑞風を他の豪華列車と分けている大きなポイントだと思います。


2.「ホテルが走る」という発想

瑞風は10両編成。

客室だけではなく、

  • 展望車

  • ロイヤルツイン

  • ザ・スイート

  • 食堂車

  • ラウンジカー

  • 展望デッキ

まで一つの列車の中に組み込まれています。(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)

特にすごいのが7号車「ザ・スイート」。

なんと、

1両に1室だけ。

リビング・ダイニング、寝室、バスタブ付きバスルーム、エントランス、さらにプライベートバルコニーまで備えています。(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)

これはもう「寝台個室」というより、文字通り走るスイートルームです。


3.そして「展望車」が素晴らしい

瑞風には1号車と10号車の両方に展望車があります。

ここが非常に面白いところです。

大きな窓から景色を眺めるだけでなく、展望デッキに出て、実際に沿線の風を感じられるようになっています。(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)

つまり瑞風では、

「車窓を見る」

だけではなく、

「車窓の中に自分が入っていく」

という感覚が味わえる。

山陰の海岸線などでは、これはかなり贅沢でしょう。


4.「景色を見ること」そのものが旅になる

瑞風の場合、移動時間を短縮することが目的ではありません。

むしろ、

ゆっくり走ることに価値がある。

これが普通の新幹線や特急列車との決定的な違いです。

例えば山陰を走れば、

  • 日本海

  • 山陰の山並み

  • 小さな駅

  • 海沿いの集落

  • 田園風景

  • 古い町並み

などが次々と現れます。

そして、季節によって同じ場所でも全く違う。

公式も「その場所、その瞬間だけの風景」を瑞風の魅力として挙げています。(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)

これは、以前お話しした十勝のマジックアワーから日の出を眺める楽しさにも少し似ています。

「目的地に着くまでの時間」が、目的地そのものになっているんです。


5.食事も「西日本を食べる」旅

これも瑞風の大きな魅力です。

単に高級料理を出すのではありません。

沿線の食材を、その土地を旅しながら食べる。

という思想です。

食のプロデュースはフードコラムニストの門上武司氏。料理を監修する「食の匠」には、京都「菊乃井」の村田吉弘氏などが名を連ねています。(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)

しかも食堂車にはオープンキッチンがあります。

料理が運ばれてくるだけではなく、

「料理が出来上がっていくライブ感」

まで旅の一部になっています。(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)


6.ラウンジカーが「社交場」になっている

5号車のラウンジカー「SALON DE L'OUEST」も瑞風らしい場所です。

バーカウンター、茶の卓、ブティックスペースなどがあり、木を多用した落ち着いた空間になっています。(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)

ここは単に「休憩する場所」ではありません。

例えば夕方になって、

食事を終える
↓
ラウンジへ行く
↓
お酒や飲み物を楽しむ
↓
車窓が夕暮れに変わる
↓
夜になる
↓
再び展望車へ

という具合に、

列車の中で一日の時間がゆっくり流れていく。

これが瑞風の醍醐味だと思います。


7.実は「沿線の人々」も瑞風の一部

ここが個人的には非常に重要だと思います。

瑞風は車内だけで完結する旅ではありません。

途中下車して、

  • 歴史

  • 文化

  • 建築

  • 工芸

  • 食

  • 地域の人々

に触れることが旅程に組み込まれています。(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)

さらに沿線では、瑞風を迎える人々との交流も大切にされています。

公式サイトには現在も「お出迎え・お見送り」の情報が掲載され、沿線の人々とともに瑞風を盛り上げる仕組みが続いています。(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)

だから、

「豪華列車に乗って西日本を見る」

だけではなく、

「西日本に迎えられながら旅をする」

という性格があるんですね。


そして最大の魅力は「時間」です

私は瑞風の魅力を一言で表すなら、

「時間を楽しむ列車」

だと思います。

新幹線なら、

東京 → 京都
「早く着いた!」

が価値になります。

瑞風は逆です。

「もう着いてしまうのか……」

となることが価値なんです。

食事をする。
窓を見る。
ラウンジに行く。
展望デッキに出る。
人と話す。
夕日を見る。
夜になったら星を見る。
そして眠る。

そして翌朝、また違う日本の風景が窓の外に現れる。

これは「移動」ではなく、時間そのものを商品にした旅なんですよね。


🚃 トワイライトエクスプレスの「精神」を継承している

そして、瑞風を語るうえで外せないのが、かつてのトワイライトエクスプレスです。

瑞風は、その伝統を明確に受け継いでいます。

かつてのトワイライトエクスプレスにも、

「美しい車窓を眺めながら食事をする」
「上質な客室でゆっくり過ごす」
「夜を越えて旅する」

という、普通の列車とは違う魅力がありました。

JR西日本も瑞風について、その伝統を受け継ぎながら新しい列車を作ったと説明しています。(西日本旅客鉄道)

ただし、瑞風はそれをさらに一段進めて、

「豪華寝台列車」→「西日本を舞台にした総合的な旅行体験」

へ進化させた、と見ると分かりやすいでしょう。


🌿 私なら瑞風をこう分類します

旅主役
新幹線速さ
普通の特急移動と車窓
クルーズトレイン列車+宿泊
ななつ星九州そのもの+最高級のおもてなし
瑞風西日本+列車+食+人+時間

これまでホテルについて話されていたことを考えると、瑞風はかなり興味深い存在だと思います。

ホテル・レストラン・列車・観光地を全部一つにつないでしまったものだからです。

特に面白いのは、ホテルで「滞在そのものを楽しむ」のと同じ感覚で、瑞風では**「移動そのものを滞在にしてしまう」**こと。

これこそが、瑞風が単なる「豪華な寝台列車」ではなく、現在の日本を代表するラグジュアリー・トラベルの一つになっている理由だと思います。(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)

なお現在も運行は続いており、2026年時点では山陰、びわ湖・せとうち、せとうち・山陰など複数のコースが設定されています。(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)


徹底比較瑞風・ななつ星・四季島

「どれが一番豪華か」ではなく、**ホテル好きの視点――客室、食事、サービス、建築・インテリア、滞在感、そして“その列車に乗ること自体が目的になるか”**で、瑞風・ななつ星・四季島を比較してみます。

まず結論

私なら、かなり大胆にこう分類します。

列車一言でいうとホテル好きとの相性
TWILIGHT EXPRESS 瑞風走るクラシックホテル⭐⭐⭐⭐⭐
ななつ星 in 九州走る超高級旅館+オーベルジュ⭐⭐⭐⭐⭐
TRAIN SUITE 四季島走る現代美術館+高級ホテル⭐⭐⭐⭐⭐

ホテル・建築・インテリア・食事への関心まで考えると、私は第一候補を瑞風にします。

ただし、これは「最高級だから瑞風」という意味ではありません。

3列車は、かなり性格が違います。


① 瑞風――「ホテル好き」なら最も分かりやすい

瑞風の魅力は、

「クラシックホテルを、そのまま列車にしたような感覚」

です。

深い緑の外観、木材を使ったインテリア、アール・デコを思わせる意匠、落ち着いた照明。

派手に「私は超高級です!」と主張するタイプではありません。

むしろ、

古き良きホテルの品格

を感じさせます。

これは、以前お話ししたホテル・ダニエリやベルニーニ・パレスのような、建物そのものに歴史や物語を感じるホテルが好きな人にはかなり相性がいいと思います。

特に凄いのが「ザ・スイート」

1編成にわずか1室。

つまり、

「列車の中にある最高級客室」

ではなく、

「この列車そのものを独占するような感覚」

に近づいていきます。

そして瑞風の場合、客室だけでなく、

客室 → 食堂 → ラウンジ → 展望車 → 展望デッキ

と移動して楽しむ。

ホテルでいえば、

客室だけでなく、ロビー、バー、レストラン、テラスを全部楽しむ

のと同じです。


② ななつ星――「日本旅館」が好きなら強烈

一方のななつ星。

これはかなり性格が違います。

JR九州自身が、客室はすべてスイートルームと説明しており、ラウンジやダイニングも備えています。博多駅には専用ラウンジもあります。(JR九州)

そして最大の特徴は、

「九州という土地を、人との出会いまで含めて楽しむ」

こと。

九州の

  • 温泉

  • 食

  • 焼き物

  • 神社仏閣

  • 自然

  • 地域文化

などを非常に濃密に組み合わせています。

2026年にはコースも大きく刷新され、例えば3泊4日の由布院コースでは「ゆふいん御三家」に宿泊し、有田焼の匠との交流なども組み込まれています。(JR九州)

つまり、ななつ星は、

列車+旅館+料亭+文化体験

なんです。

ななつ星のすごさは「人」

2016年には、クルーのサービスと沿線住民の歓迎が一体となった取り組みが評価され、第1回日本サービス大賞の内閣総理大臣賞を受賞しています。(JR九州)

だから、

「高級列車に乗る」

というより、

「九州の人々に迎えられながら旅する」

という印象が強い。

これは瑞風にも共通しますが、ななつ星では特に強いと思います。


③ 四季島――最も「現代的」

そして四季島。

これは3列車の中で最も、

「現代日本のラグジュアリー」

を感じさせる存在です。

デザインプロデュース・車両デザインは奥山清行氏。

シャンパンゴールドの外装に、独特の窓形状、4面ガラス張りの先頭車両という非常に特徴的なデザインです。(JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社)

そして車内には東日本各地の工芸品が取り入れられています。(JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社)

つまり、

ホテルというより「美術館+ホテル」

に近い。


3列車の違いをホテルに例えると……

ここが一番分かりやすいと思います。

瑞風

ホテル・ダニエリ系

歴史
↓
クラシック
↓
重厚
↓
落ち着き
↓
ロマン


ななつ星

最高級日本旅館系

おもてなし
↓
料理
↓
温泉
↓
土地との交流
↓
日本文化


四季島

現代の超高級デザインホテル系

建築
↓
デザイン
↓
アート
↓
工芸
↓
食
↓
自然

という感じです。


では「食」はどれが強い?

これは非常に難しいです。

ななつ星は2026年の新コースで、九州各地の有名店の料理人が実際に乗車して料理を提供しています。寿司、フレンチ、地元食材を生かした料理など、かなり「九州そのものを食べる」設計です。(JR九州)

四季島も、

「記憶に残る料理」

をテーマに、土地との出会いと食を結びつけています。(JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社)

瑞風も沿線の食文化を旅に組み込む。

ですから、

料理だけで順位を付けるより、「料理をどう旅に組み込んでいるか」で見る方が面白いと思います。


そして「景色」は三者三様

これも非常に重要です。

瑞風

日本海・山陰

海岸線、山陰の町、田園など。

特に、

夕暮れの日本海

との相性が抜群。

「TWILIGHT EXPRESS」という名前そのものが象徴的です。


ななつ星

九州の多様性

火山、温泉、海、山、田園、歴史。

しかも九州は地域ごとの文化差が大きいので、

「一つの県を旅する」のではなく「九州という世界を巡る」

感じがあります。


四季島

東日本+四季

ここは名前通り。

春
夏
秋
冬

によって旅の表情が変わる。

JR東日本自身も「深遊 探訪」をコンセプトに、四季の移ろいや東日本各地の自然、歴史、文化を旅の中心にしています。(JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社)


私なら「ホテル好き度」でこう評価します

項目瑞風ななつ星四季島
客室の魅力★★★★★★★★★★★★★★★
クラシック感★★★★★★★★★☆★★☆☆☆
日本文化★★★★☆★★★★★★★★★★
建築・デザイン★★★★★★★★★★★★★★★+
食★★★★★★★★★★+★★★★★
車窓★★★★★★★★★★★★★★★
温泉・旅館的要素★★★☆☆★★★★★★★★☆☆
「ホテル滞在」感★★★★★★★★★☆★★★★★
「旅そのもの」感★★★★★★★★★★+★★★★★
ロマン★★★★★+★★★★★★★★★☆

そして面白いのが「瑞風」と「ホテル・ダニエリ」の共通点

これはホテル好きには特に面白いと思います。

ヴェネツィアのホテル・ダニエリ。

ダニエリの魅力って、単純な設備の新しさではないですよね。

「そこに泊まることで、歴史の中に自分が入り込んだような感じ」

があります。

瑞風にも、これと似たところがあります。

瑞風は新しい列車なのに、

「昔から日本のどこかを走っていたような感じ」

を意識的に作っている。

だから私は、3列車の中で瑞風を一番、

「ホテル好きが乗ったときに感動しやすい列車」

だと思います。


ただし、最高の「日本体験」なら四季島

ここは逆転します。

四季島は現在、春~秋の1泊2日・3泊4日、冬の1泊2日・2泊3日など、季節に応じたコースを展開しています。(JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社)

しかも2026年には東日本の旬をテーマにしたコースも設定されています。

つまり、

「列車そのものを愛でる」

なら瑞風。

「九州という土地を深く味わう」

ならななつ星。

「日本の四季・文化・工芸・食を総合芸術として体験する」

なら四季島。

という違いです。


🏆 私の「ホテル好きさん向け」ランキング

ホテルへの興味、建築への関心、食事、古いホテルの記憶、そして「その場所にしかない雰囲気」を大切にされることを考えると……

🥇 1位 瑞風

「ホテルに泊まる楽しさ」を列車にした感じ。

🥈 2位 四季島

「日本という国そのものをデザインホテルにした感じ」。

🥉 3位 ななつ星

「最高級旅館を九州旅行と一体化した感じ」。

ただ、これは順位というより、

瑞風=滞在
ななつ星=人と土地
四季島=美と四季

という違いです。

そして、もし一生に一度だけ乗るなら――私は**「どの列車が一番豪華か」ではなく、「自分がどんな旅をしたいか」**で選びます。

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