十勝幕別温泉グランヴィリオホテルの歴史
十勝幕別温泉グランヴィリオホテルがある高台の地は、もともと町営の国民宿舎「幕別温泉ホテル」があった場所であり、長年にわたり公的な温泉保養地として愛されてきた歴史があります。
変遷と歴史の流れは以下のようになります。
1. 国民宿舎「幕別温泉ホテル」時代(1968年〜1990年)
昭和43年(1968年)、十勝平野を一望できる日新の高台に、幕別町営の「国民宿舎 幕別温泉ホテル」(木造・一部鉄筋の2階建て)が開業しました。
手軽な料金で質の良いモール温泉と絶景を楽しめる施設として、地元住民や旅行者の憩いの場として長年親しまれました。
2. 「幕別温泉 ホテル緑館」への大型リニューアル(1991年〜2004年)
国民宿舎の老朽化にともない、施設は民間に払い下げ(譲渡)されることになりました。
1991年(平成3年)、北海道振興株式会社の手により、かつての2階建て国民宿舎の跡地に地上12建ての大型リゾート「幕別温泉 ホテル緑館」が建設・開業しました。この時に掘削された源泉が現在も使用されているモール温泉です。
3. ルートイングループへの継承(2005年〜現在)
2000年代初頭の運営元破綻を経て、ルートインジャパン株式会社が買い取り引き継ぎました。
「ホテルグランティア」としての営業期間を経て、2008年より現在の「十勝幕別温泉グランヴィリオホテル」に名称変更し、日帰り温浴施設「華のゆ」の増設などを経て現在に至ります。
なお、1926年(大正15年)に歌人の若山牧水が訪れた際の歌碑が、かつて国民宿舎の敷地内に建てられていた歴史(現在は近隣の道路向かいの広場に移設)など、この地には古くからの温泉文化が今も息づいています。