JR九州の特急、A列車はどこにいくのか（その１）🚋ワン・ステーションホテル熊本2025/1025~27

 JR九州の特急、A列車はどこにいくのか

画像は公式からの引用です

こんにちは

猫好き父さんです

ワン・ステーションホテル熊本に宿泊して

気温差３０度を体感し

二泊三日で

４度飛行機に乗るという

特急A列車に乗る旅

の続きです

A列車の運行区間

下りは

鹿児島本線の熊本駅から

宇土駅を経由して

三角線の網田駅（おうだえき）で下車ありの

途中休憩があります、そして

終点の三角駅を目指します

上りは当然逆ですが

下りと違い

網田駅での休憩がありません

というわけで出発進行！

公式ページには

停車しない駅の説明はありませんが

そこそこ興味深いものがありますので

停車しない駅の見どころも説明しますね

まずは

川尻駅

左側に巨大な工場が出現します

画像は公式からの引用です

ルネサスエレクトロニクス株式会社 川尻工場

ルネサスの川尻事業所は、正式名称を**ルネサスエレクトロニクス株式会社 川尻工場（または川尻事業所）**といい、熊本市南区に位置する、半導体の製造拠点です。

かつては日本電気の半導体工場でしたが、事業再編を経てルネサスエレクトロニクスに引き継がれ、現在に至っています。

ルネサス 川尻工場の概要と特徴は以下の通りです。

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🏭 ルネサス 川尻工場の概要と特徴

1. 所在地と役割

• 所在地: 熊本県熊本市南区川尻

• 役割: ルネサスグループの主要な半導体製造拠点の一つです。特にパワー半導体などの製造に強みを持っています。

• 製造プロセス: 主に**前工程（ウェハの製造・加工）**を行っている拠点として知られています。

2. 主な生産品目

川尻工場では、特に高い信頼性が求められる半導体を製造しており、主な製品分野は以下の通りです。

• パワー半導体: 電気自動車（EV）や産業機器などで、電力の変換・制御に不可欠な半導体です。ルネサスはパワー半導体分野に注力しており、川尻工場はその生産を担っています。

• マイコン（MCU）: 産業機器や家電製品などに組み込まれるマイクロコントローラユニット。

• アナログ半導体: センサーからの信号処理などに使われる半導体。

3. 歴史的経緯

川尻工場は、日本の半導体産業の変遷を象徴する歴史を持っています。

• 旧九州日本電気: 元々は日本電気の半導体製造拠点として建設・稼働していました。

• ルネサスへの統合: 2000年代以降の半導体業界の再編に伴い、日立、三菱電機、NECの半導体部門が統合してできたのがルネサスエレクトロニクスであり、川尻工場はその一員となりました。

4. 地域の半導体産業における位置づけ

川尻工場は、熊本県が**「シリコンアイランド」**と呼ばれた時代から続く、地域にとって重要な製造拠点です。特に、近年建設が進むTSMCの工場などと並び、熊本が再び半導体製造の中心地となる中で、長年の実績と技術を持つ重要な役割を果たしています。

少し行くと

不思議な倉庫みたいな二つの建物がみえます

「電気の駅 川尻」は、川尻駅の近く、九州新幹線の高架脇の線路用地を活用して設けられた、ユニークな大規模蓄電施設です。

これは、JR九州と住友商事グループ（住友商事、住友商事九州など）が共同で推進する新規事業の第1号として注目されています。

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⚡️ 「でんきの駅 川尻」の概要

1. 事業の目的

再生可能エネルギー（再エネ）の普及拡大と、電力需給の安定化に貢献することを目的としています。

• 再生可能エネルギーの有効活用: 再エネで発電した電力を一時的に貯蔵し、必要な時に供給することで、電力系統の需給バランス調整に役立てます。

• 鉄道用地の活用: 鉄道事業者が保有する遊休地や線路沿いの土地を、新たなエネルギーインフラとして活用するモデルケースです。

2. 最大の特徴：EVリユースバッテリーの活用

この施設の最も環境に配慮した特徴は、蓄電池として電気自動車（EV）の使用済みバッテリーを再利用している点です。

• リユースバッテリー: 日産自動車と住友商事の合弁会社が提供する、EVで使用されたリチウムイオンバッテリーを採用しています。

• 規模: EV約350台分のリユースバッテリーをシステム化し、定置用（電力事業用）として活用しています。これは、技術進歩によって「貯められるエネルギー」となった電気を、環境負荷の低い方法で貯蔵する取り組みです。

3. 設備スペック（目安）

• 場所: 熊本県熊本市南区川尻（鹿児島本線川尻駅、九州新幹線高架脇）

• 定格出力: 1.5メガワット

• 実効容量: 6.0メガワット時

• 電力供給能力: およそ300世帯分をまかなえる規模とされています。

「電気の駅 川尻」は、鉄道インフラと最新のエコ技術を組み合わせた、カーボンニュートラルの実現に向けた先進的な取り組みとして、2024年3月に完工し、同年9月からの本格稼働が予定されています（完工時の情報）。

お次は

富合駅

鹿児島本線富合駅（とみあいえき）周辺は、熊本市の南部に位置し、特に鉄道関連の施設や歴史・水利施設といった見どころが特徴的です。

富合駅周辺の主な見どころと特徴は以下の通りです。

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🚄 富合駅周辺の主な見どころ

1. JR九州 熊本総合車両所（新幹線見学）

• 特徴: 富合駅から徒歩5分という近さにある、九州新幹線をはじめとする車両の大規模な検査や修繕を行う総合車両基地です。

• 見どころ: 新幹線車両の留置、組成、整備が行われる、鉄道ファンにとって非常に興味深い施設です。施設の一部は団体向けに見学を受け付けているため、事前にJR九州のウェブサイト等で確認することをおすすめします。日本で3番目の新幹線の総合車両基地という、歴史的にも重要な施設です。

  
  
  

2. 木原不動尊（きはらふどうそん）

• 特徴: 正式名称を「雁回山長寿寺」といい、成田不動尊、目黒不動尊と並ぶ日本三大不動の一つと伝わる寺院です。

• 見どころ: 本尊は天台宗開祖・最澄の作と伝わる不動明王立像で、古くから信仰を集めてきました。富合駅から少し距離はありますが、熊本の歴史と信仰に触れることができる貴重なスポットです。

3. 中無田閘門（なかむたこうもん）

• 特徴: 昭和初期に、水位差のある緑川と加勢川を船が航行できるように造られた水門施設です。

• 見どころ: 2つのゲートで水量を調整し、船を安全に往来させる仕組みは、**「ミニパナマ運河」**の愛称で親しまれています。現在も現役の閘門であり、治水技術の歴史を物語る土木遺産として見学価値があります。

4. 井樋堰（いびぜき）

• 特徴: 慶長期（1613年頃）に加藤清正による緑川水系の治水・かんがい工事で建設された石造りの堰（せき）です。

• 見どころ: 海水が農地に流れ込むのを防ぐため、潮の干満で水門が自動で開閉する仕組みを持っていました。熊本地震で崩壊したものの、後に再建されています。清正公の治水技術の偉大さを感じられるスポットです。

5. 雁回公園・雁回山（がんかいやま）

• 特徴: 富合地区のシンボル的な山で、かつて雁（がん）が旋回して帰るほど美しいとされたことから名付けられたとされます。

• 見どころ: 熊本市と宇土市の境に位置し、豊かな自然の中でハイキングが楽しめます。山頂付近からは周辺地域を見渡すことができます。

富合駅周辺は、新幹線の整備拠点という現代の技術と、加藤清正の時代から続く水利・治水といった歴史が融合した、興味深いエリアです。

そして

宇土駅

鹿児島本線の宇土駅（うとえき）は、宇土市の中心的な駅であり、特に歴史的な史跡と美しい海岸線へのアクセス拠点となっています。

駅周辺の見どころは、主に宇土市の歴史と自然に焦点を当てたスポットになります。

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🏛️ 歴史・文化スポット（駅周辺）

1. 宇土城跡（うとじょうあと）

• 特徴: 宇土市の中心部、宇土駅から比較的近い場所にある山城の跡です。

• 見どころ: 戦国時代から安土桃山時代にかけて、小西行長（こにしゆきなが）の居城として知られていました。行長が豊臣秀吉の命により築城したとされています。現在は石垣などの遺構が残っており、歴史ファンにとっては興味深い場所です。宇土市の歴史を語る上で欠かせない史跡です。

2. 轟水源（とどろきすいげん）

• 特徴: **「轟の御水」**として知られる、宇土市の名水百選にも選ばれた水源です。

• 見どころ: 清らかな水が湧き出ており、生活用水や農業用水として利用されてきた歴史を持ちます。水辺は静かで涼しげな雰囲気があり、散策スポットとして人気があります。宇土駅から徒歩圏ではありませんが、地域の自然の恵みを感じられるスポットです。

• 評価: 4.0

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🌊 宇土半島西側の絶景スポット

宇土駅は、宇土半島への入り口でもあり、ここから少し足を延ばすことで、熊本を代表する絶景に出会えます。

3. 御輿来海岸（おこしきかいがん）

• 特徴: 日本の渚百選、日本の夕陽百選にも選ばれた、有明海に面した景勝地です。

• 見どころ: 干潮時に現れる、**三日月型の美しい砂紋（波紋）**が特に有名で、特に夕陽の時間帯には、干潟と光が織りなす幻想的な光景が見られます。

• アクセス: 宇土駅から車で15分～20分程度。公共交通機関でのアクセスは少し不便なため、タクシーやレンタカーがおすすめです。

4. 道の駅 宇土マリーナ おこしき館

• 特徴: 御輿来海岸に隣接した道の駅で、雲仙普賢岳を遠望できるロケーションにあります。

• 見どころ: 地元の特産品や新鮮な海産物、柑橘類などが販売されています。レストランでは海産物をメインとしたメニューを味わえ、休憩やお土産探しに最適です。

5. 永尾剱神社（えいのおつるぎじんじゃ）

• 特徴: 不知火海（しらぬいかい）に面して鳥居が立つ、神秘的な神社です。

• 見どころ: 海中鳥居が有名で、満潮時には鳥居が海に浮かんでいるように見え、干潮時には鳥居まで歩いていくことができます。SNSでも人気のフォトスポットです。

• アクセス: 宇土駅から車で約20分程度。

宇土駅周辺を訪れる際は、駅近くの歴史探訪と、半島側の自然美を組み合わせた観光計画を立てるのがおすすめです。

宇土駅を過ぎると

三角線

にはいります

ここから海岸線を目指して走ることになります

緑川駅

三角線（みすみせん）にある緑川駅（みどりかわえき）

この駅は、熊本市と宇土市の境界に近い、緑川沿いの静かな場所に位置しています。周辺の見どころは、地元の歴史と自然に根差したスポットが多いです。

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🌳 緑川駅周辺の主な見どころ

1. 粟嶋神社（あわしまじんじゃ）

• 特徴: 緑川駅から比較的近い場所にある神社です。

• 見どころ: 地元では古くから信仰を集めてきた神社で、静かな環境の中で参拝ができます。

2. つつじケ丘自然公園

• 特徴: 緑川駅からほど近い、名前の通りつつじが美しい自然公園です。

• 見どころ: 季節には色鮮やかなつつじが咲き誇り、散策を楽しむことができます。地域住民の憩いの場となっています。

3. 轟貝塚（とどろきかいづか）と轟泉水道（とどろきせんすいどう）

• 特徴: 轟貝塚は、縄文時代から弥生時代にかけての貝塚が残る史跡です。

• 見どころ: その近くにある轟泉水道は、熊本の名水の一つである「轟水源」の水を利用した水道施設で、地域の歴史的な水利施設として知られています。

4. 住吉灯台・住吉自然公園（少し足を延ばす）

• 特徴: 緑川駅がある宇土市の北西側、有明海に面した住吉地区にある灯台と公園です。

• 見どころ: 日本最古の灯台の一つとされる「住吉灯台」があります（※現存する灯台とは異なります）。海辺の公園で、遠くに雲仙普賢岳を望むことができます。駅からはやや距離があるため、自転車やタクシーの利用がおすすめです。

5. 長部田海床路（ながべたかいしょうろ）（少し足を延ばす）

• 特徴: 緑川駅の北西、宇土半島沿岸の住吉海岸公園からアクセスしやすい場所にある、非常にユニークな絶景スポットです。

• 見どころ: 有明海の干潟に電柱が並び、満潮時には海の中に道が沈んでいるように見えることから、近年写真映えする場所として大変人気があります。映画やドラマのロケ地としても使われています。

緑川駅周辺は、駅名にもなっている緑川周辺の自然や、古くからの集落の歴史に触れることができる場所です。

次は

住吉駅

ここから海岸線沿いにA列車は走ります

しかし、止まりませんし潮の関係もあって

絶景は観れないかもしれません

写真は以前天草に行った帰りに撮ったものです

JR三角線（宇土線）の住吉駅（熊本県宇土市）周辺は、有明海に面した風光明媚なエリアであり、特にフォトジェニックな絶景スポットや、歴史ある神社が魅力です。

見どころは以下の3つです。

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1. 長部田海床路（ながべたかいしょうろ）

住吉駅周辺で最も有名な、一度は訪れたい絶景スポットです。

• 概要: 有明海の海苔養殖や漁業のために作られた、海の中へとまっすぐに伸びる道路です。

• 魅力: 潮の干満の差が激しい有明海の特徴を活かしており、潮が引いているときは道が露わになりますが、満潮時には道路が海に沈み、電柱だけが海中に立っている不思議な光景を見ることができます。

• フォトスポット: **「海へと続く道」**として、特に夕日が海面に反射する時間帯は「光の道」のような幻想的な風景となり、非常に人気が高い写真撮影スポットとなっています。

2. 住吉神社

駅名にもなっている、歴史ある神社です。

• 概要: 1071年（延久3年）に建立されたとされる古社で、底筒之男命、中筒之男命、表筒之男命の三柱の神と神功皇后を主祭神としており、海上安全の神様として信仰されています。

• 見どころ:

  • 境内には、1724年（享保9年）に熊本藩主の細川宜紀（ほそかわよしのり）が寄進した最古の灯台があると言われています。

  • あじさい（紫陽花）の名所としても知られており、見頃の時期には多くの参拝客で賑わいます。

• アクセス: 住吉駅から徒歩約15分ほどです。

3. 住吉駅と紫陽花（あじさい）

駅自体も地元の名物となっています。

• 魅力: 住吉駅は無人駅ですが、駅を降りるとすぐにあじさい畑が広がっており、6月中旬頃のシーズンには、駅周辺が青やピンクの鮮やかな花で彩られます。

• 「フォトジェニックな駅」: 駅のホームやベンチにまであじさいの装飾や絵が施されており、日本で最もフォトジェニックな無人駅の一つとして、写真愛好家にも人気です。

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住吉駅で下車される際は、ぜひ周辺の美しい景色と歴史を楽しまれてください。

お次は

肥後長浜駅

JR三角線の**肥後長浜駅（ひごながはまえき）**は、有明海に非常に近い場所にあり、海沿いののどかな風景が魅力です。駅周辺の見どころは、主に海岸線に集中しています。

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🌊 肥後長浜駅周辺の主な見どころ

1. 肥後長浜潮干狩り場（長浜海岸）

駅から最も近い、地元の海の魅力が体験できるスポットです。

• 概要: 駅のすぐ近くに広がる海岸線で、シーズン中には潮干狩りが楽しめます。有明海の穏やかな海と、干潟の風景が特徴です。

• 魅力: 穏やかな有明海を間近に感じることができ、潮の満ち引きによって変わる海辺の景色を楽しむことができます。特に、長閑な漁村の雰囲気を感じたい方におすすめです。

2. 御輿来海岸（おこしきかいがん）

肥後長浜駅から少し離れますが、三角線沿線で随一の景勝地です。

• 概要: 「日本の渚百選」や「日本の夕陽百選」に選ばれている美しい海岸です。干潟の模様が非常に特徴的です。

• 魅力: 有明海の干満差によって、**潮が引いた時に砂の表面に風と波が作り出す幾何学的な美しい曲線模様（干潟模様）**が現れます。この模様と夕日が重なる瞬間は、まさに息をのむ絶景です。

• アクセス: 肥後長浜駅から次の網田駅（おうだえき）にかけてのエリアにあります。車やタクシーでの移動が便利ですが、時間と体力があれば、線路沿いの海辺を散策しながら向かうこともできます。

3. 甲岩自然公園（かぶといわしぜんこうえん）

海岸線沿いにある自然公園です。

• 概要: 海岸沿いの高台に位置する自然公園で、美しい景色と自然を楽しむことができます。

• 魅力: 公園からは有明海を一望でき、特に晴れた日には海と空のコントラストが美しいです。周辺の長閑な風景を楽しむ散策にも適しています。

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肥後長浜駅自体は無人駅で静かなたたずまいですが、その名の通り、長浜の海辺の風景を堪能できる場所です。都会の喧騒を離れて、ゆっくりと海を眺めたいときにおすすめです。

さて

いよいよ次は

途中休憩の

網田駅

です

ワン・ステーションホテル熊本大好き！「ワン・ステーションホテル熊本（ONE STATION HOTEL KUMAMOTO）」は、熊本市の玄関口であるJR熊本駅前に位置するライフスタイルホテルです。 以前「ザ・ニューホテル熊本」として営業していた施設を、大幅にリニューアルし、名称も変更して2024年12月1日にグランドオープンしました。hotel.carbodiet.work