大宮にある鉄道博物館は、鉄道の歴史、科学、そして未来を楽しみながら学べる、日本を代表する鉄道専門の博物館です。JR東日本が設立・運営しており、2007年に開館しました。2018年には南館がオープンし、本館の常設展示も大幅にリニューアルされ、より魅力的な施設に生まれ変わっています。
鉄道博物館の3つのコンセプト
鉄道博物館は以下の3つのコンセプトを掲げています。
- 歴史博物館: 明治時代から現代までの日本の鉄道の歴史を、実物車両の展示を柱に、それぞれの時代背景を交えながら、産業史として物語ります。
- 教育博物館: 鉄道の原理や仕組み、最新の鉄道技術について、子どもたちが模型やシミュレーション、遊具などを通して体験的に学習できる場を提供します。
- 地域共生: 鉄道発祥の地の一つである大宮に位置し、地域社会との連携を深めながら、鉄道文化の発展に貢献します。
主な見どころと展示内容
鉄道博物館は「車両」「歴史」「仕事」「科学」「未来」の5つのステーションに分かれており、多彩な切り口で鉄道の魅力に触れることができます。
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車両ステーション:
- 当館最大の展示室で、日本の鉄道史を代表する42両もの実物車両が展示されています。蒸気機関車から新幹線まで、時代を彩った車両を間近で見ることができます。
- 一部の車両は車内に入って見学することも可能です。
- プロムナードでは、駅のプラットホームをイメージした空間に、1号機関車や0系新幹線などが連結された形で展示されています。
- 扇形車庫には、動態保存されている蒸気機関車など20両が展示されており、SLの汽笛や転車台のデモンストレーションも行われます。
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体験型展示:
- 運転シミュレータ: D51、E5系新幹線、山手線(E235系)など、様々な車両の運転シミュレータがあり、運転士気分を味わえます(一部有料・予約制)。
- ミニ運転列車: 本物の信号や踏切があるコースを、自分でミニ列車を運転して楽しめます(有料)。
- 鉄道ジオラマ: 国内最大級の鉄道ジオラマで、昼夜の移り変わりや様々な列車の走行を、解説員のガイド付きで楽しむことができます。
- 車掌シミュレータ: ドアの開閉や車内アナウンスなどを体験できます。
- 科学ステーション: 鉄道の仕組みや科学技術を、体験装置を通して楽しく学べます。
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その他:
- 仕事ステーション: 鉄道を支える様々な仕事について、体験しながら学べます。
- 歴史ステーション: 日本の鉄道約150年の歴史を、実物資料や写真で紹介しています。
- てっぱく広場: 屋外にはミニはやぶさ号や鉄道遊具などがあり、小さなお子様も楽しめます。
- パノラマデッキ/トレインテラス: 屋上展望スペースからは、実際に走行する新幹線や在来線を間近で見ることができます。
- トレインレストラン: 実際の車両を利用したレストランや駅弁が購入できる場所もあり、鉄道気分で食事を楽しめます。
入館料(2024年4月1日改定後)
- 当日券:
- 一般:1,600円
- 小中高生:600円
- 幼児(3歳以上未就学児):300円
- 前売券(オンラインまたはコンビニエンスストアで事前購入):
- 一般:1,500円
- 小中高生:500円
- 幼児(3歳以上未就学児):200円
- ※チケットはすべて日付指定制です。
営業時間・休館日
- 開館時間: 10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
- 休館日: 毎週火曜日、年末年始(ただし、学校の長期休暇中は開館の場合あり)
アクセス
- 電車: JR大宮駅より埼玉新都市交通ニューシャトルで「鉄道博物館駅」下車、徒歩1分。
- 東京駅からJR大宮駅までは宇都宮線(東北本線)で約30分。
- 車: 首都高速埼玉新都心線「新都心西出入口」から約15分。駐車場もあります(有料)。
鉄道博物館は、鉄道ファンはもちろん、子どもから大人まで誰もが楽しめる、学びと体験が詰まった施設です。