3:01:00 午後

ベッラヴィスタ・ラウンジでミラコスタ・セレクション・グラスワインセットを堪能する🍷ホテルミラコスタ2023/06/03

ミラコスタ・セレクション・グラスワインセット

こんにちは

猫好き父さんです

今回は久しぶりの

東京ディズニーシー

ホテルミラコスタ

ベッラヴィスタ・ラウンジ

です

東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”ランチコースを

頂きに来ました

その前に

いっつもの如く

ワインです

ミラコスタ・セレクション・グラスワインセット

最近はいろんなワインが楽しめるので

このセットを注文することが

多くなりました

まず、どのようなワインが

頂けるのか

メニューで確認します

いつのまにか

きちんとしたメニューに変ってます

このワインセット

ミラコスタトリオは

スパークリングワイン

白ワイン

赤ワイン

ミラコスタカルテットは

スパークリングワイン

白ワイン

赤ワイン

という風に提供されます

今日は

ミラコスタトリオを頂きます

ワインは基本的に

メニューのなかから

選ばれますが

ここで問題です

なんと赤ワインのリストの中に

メルローがあるじゃないですか

メルローは苦手です

そこで

ソムリエさんに

わがままを言ってみます

すみません

赤ワインは

メルローじゃないほうでもいいですか？

大丈夫ですよ～と快諾していただきました

ほっ🍷

次に欲をだして

相棒のほう

スパークリングワイン

白ワイン

とかできますか？

少し考えて

大丈夫ですとこれまた快諾

良かった～

さすが

ベッラヴィスタ・ラウンジ

少しくらいなら無理を聞いてもらえます

というわけで

こんな感じです

今回いただいた

ワインは

以下の通りです

スパークリングワインは

言わずと知れた店名でもある

ベッラヴィスタ・キュヴェ・ブリュット

「ベッラヴィスタ・キュヴェ・ブリュット」は、イタリアが誇る最高峰のスパークリングワイン「フランチャコルタ」を代表する、非常に有名な銘柄です。正式名称は「ベッラヴィスタフランチャコルタアルマグランキュヴェブリュット（Bellavista Franciacorta Alma Gran Cuvée Brut）」です。「アルマ」は“愛情のこもった”という意味で、ベッラヴィスタが持つ素晴らしいテロワールへの敬意を込めて名付けられました。

ベッラヴィスタとフランチャコルタ

まず、ベッラヴィスタが造る「フランチャコルタ」について理解しておくことが重要です。

フランチャコルタとは: イタリア北部ロンバルディア州フランチャコルタ地域で、シャンパンと同じ「瓶内二次発酵」という伝統的な製法で造られる高品質なスパークリングワインです。イタリアで唯一、D.O.C.G.（統制保証原産地呼称）に認定されているスパークリングワインであり、イタリアワインの中でも特に格の高いワインとして知られています。
ベッラヴィスタの哲学: ベッラヴィスタは1977年に実業家ヴィットリオ・モレッティ氏によって創業されました。「美しい眺め」を意味する社名の通り、レイク・イゼオを見下ろす美しい丘に位置しています。彼らは「完璧な調和」を追求し、非常に繊細な泡とエレガントな味わいを特徴とするフランチャコルタを生み出しています。

ベッラヴィスタ・キュヴェ・ブリュット（アルマグランキュヴェブリュット）の特徴

このワインは、ベッラヴィスタのスタンダードキュヴェでありながら、そのこだわりと品質は他の追随を許しません。

ブドウ品種: 主にシャルドネ（約77%）、ピノ・ネロ（約22%）、ピノ・ビアンコ（約1%）がブレンドされています。
製造へのこだわり:
- 手摘み: ブドウは全て手摘みで収穫されます。
- 緩やかな圧搾: 果汁を絞る際に、通常1時間で行う圧搾工程に4時間かけるなど、非常にゆっくりと丁寧にプレスされます。これにより、透明感のある味わいが生まれます。
- ベースワインの複雑性: 約60種類もの厳選されたベースワイン（一部は小樽で発酵・熟成）をブレンドして造られます。このブレンドにより、複雑で奥行きのある味わいが形成されます。
- 長期熟成: スタンダードキュヴェでありながら、瓶内二次発酵の後、4年以上という非常に長い期間熟成させてから出荷されます。これはヴィンテージシャンパンに匹敵する熟成期間であり、きめ細かくクリーミーな泡立ちと複雑な風味を生み出します。
テイスティングノート（香り・味わい）:
- 色: 輝きのある麦わら色で、グリーンがかった色調を帯びることがあります。泡は非常にきめ細かく、持続性があります。
- 香り: 焼いたパンやビスケットのような熟成香が印象的で、洋ナシやリンゴ、スミレ、梨、桜の花のような甘く熟した果実の華やかなアロマ、さらにバニラやジンジャーブレッドスパイス、シナモンなどのニュアンスも感じられます。地中海の花々の繊細なブーケと生き生きとした柑橘系のノートも感じられます。
- 味わい: 口に含むと、軽やかで強すぎない、ムースのようになめらかな泡が広がります。果実の甘さ、美しい酸、そしてミネラル感が見事に調和し、「完璧な調和」と表現されるバランスの良さが特徴です。複雑でしっかりとした酸味と豊かな果実味が持続性のある味わいを構成し、エレガントで洗練された格調高い余韻へと続きます。
ペアリング:
抜群のバランスの良さから、様々なお料理と相性が良いとされています。食前酒としてだけでなく、魚介類（特にスモークサーモンやロブスターソースのパスタ）、和食、寿司、リゾット、新鮮なチーズや熟成度の低いチーズなど、幅広い料理と楽しめます。

ベッラヴィスタ・キュヴェ・ブリュットは、フランチャコルタの品質の高さを体現する一本であり、イタリアのスパークリングワインの最高峰として、世界中のワイン愛好家から高く評価されています。

最初の白ワインは

アバツィア・ディ・ノヴァチェッラ・ミュラートゥルガウ

アバツィア・ディ・ノヴァチェッラ・ミュラー・トゥルガウ（Abbazia di Novacella Müller Thurgau）とは？

「アバツィア・ディ・ノヴァチェッラ・ミュラー・トゥルガウ」は、イタリア最北のワイン生産地であるアルト・アディジェ州で造られる、非常に高品質な白ワインです。このワインは、単なるミュラー・トゥルガウではなく、その背後にある歴史ある修道院と、厳しい高地でのワイン造りが生み出す独特の個性が光る一本です。

造り手：アバツィア・ディ・ノヴァチェッラ修道院（Abbazia di Novacella）

このワインを造るのは、1142年に創設されたという、イタリアで最も歴史ある修道院の一つ、**アバツィア・ディ・ノヴァチェッラ（ノヴァチェッラ修道院）**です。約9世紀にわたり、ブドウ栽培とワイン醸造を続けてきた、まさに生きた伝統と歴史を持つワイナリーです。

唯一無二の環境: 修道院は標高600～900mの高地に位置し、寒暖差が激しく、ブドウ栽培には非常に厳しい環境です。しかし、この厳しい気候と石灰質を多く含む土壌が、ワインに独特のミネラル感と高い酸、そしてエレガントな風味を与えます。
環境への配慮: 修道院は、環境への配慮と持続可能な農業を重視しており、畑では農薬の使用を最小限に抑え、自然との共存を目指しています。
伝統と革新: 長い歴史を持つ一方で、最新の醸造技術も積極的に取り入れ、伝統的なスタイルを守りつつ、常に品質向上に努めています。

ミュラー・トゥルガウ品種について

ミュラー・トゥルガウは、ドイツでリースリングとマデレーヌ・ロイヤルを交配して生まれた白ブドウ品種です。一般的にはアロマティックでフレッシュ、比較的早くから飲めるワインになることが多いですが、アルト・アディジェのような高地では、その個性がより洗練され、ミネラル感が加わったスタイルになります。

アバツィア・ディ・ノヴァチェッラ・ミュラー・トゥルガウの特徴

色合い: 輝きのある淡い麦わら色で、グリーンがかった色調を帯びることがあります。
香り:
- 非常にアロマティックで、心地よい香りが特徴です。
- 青リンゴや柑橘類（レモン、ライム）、グレープフルーツのようなフレッシュな果実香が中心です。
- 白い花（アカシア、スイカズラなど）のフローラルな香りが上品に広がり、ハーブ（ミントやセージのニュアンス）や、微かなスパイシーさも感じられることがあります。
- 高地栽培とミネラル豊富な土壌に由来する鉱物的なニュアンスも感じられる場合があります。
味わい:
- 口に含むと、非常にドライで爽やかな辛口の味わいです。
- ミュラー・トゥルガウらしい豊かな果実味と、アルト・アディジェの冷涼な気候がもたらすシャープで生き生きとした酸が見事に調和しています。
- バランスが良く、軽やかでありながらもしっかりとした骨格を持ち、透明感のあるミネラルが余韻に感じられます。
- 後味には、心地よい苦味と香ばしさが残り、非常にクリーンな印象です。

料理とのペアリング

このワインは、そのフレッシュさとミネラル感から、幅広い料理と相性が良いです。

魚介類: 魚介のマリネ、カルパッチョ、魚のグリル、シーフードサラダなど。
野菜料理: アスパラガス、ハーブを使ったサラダ、野菜のフリット。
前菜: 生ハム、フレッシュチーズ（特にアルト・アディジェの山岳チーズ）。
アジア料理: 和食（寿司、刺身）、タイ料理など、繊細な風味の料理とも相性が良い場合があります。

アバツィア・ディ・ノヴァチェッラ・ミュラー・トゥルガウは、アルト・アディジェの壮大な自然と、修道院の長い歴史が育んだ、上品で個性的な白ワインを体験できる一本です。冷やして飲むことで、その魅力が最大限に引き出されます。

次の白ワインは

ジーニ・ソアヴェ・クラシコ

ジーニ・ソアヴェ・クラシコ（Gini Soave Classico）とは？

「ジーニ・ソアヴェ・クラシコ」は、イタリアのヴェネト州、特にソアヴェ・クラシコ地区で造られる、非常に評価の高い白ワインです。このワインは、ソアヴェというワインの代名詞とも言えるワイナリー「ジーニ（Gini）」が手掛ける、その土地と品種の魅力を最大限に引き出した一本として知られています。

造り手：ジーニ（Gini）ワイナリーについて

ジーニは、ソアヴェ・クラシコ地区のガムベッラーラ（Gambellara）とモンテフォルテ・ダルポーネ（Monteforte d'Alpone）にまたがる地域で、16世紀から続く家族経営の歴史あるワイナリーです。彼らは、ガムベッラーラにおけるカルカリーノ丘陵（Collina del Carcàrino）の最高峰に位置する単一畑のスペシャリストとしても有名です。

自然との共存: ジーニは、**有機栽培（オーガニック）**を実践しており、畑には除草剤や化学肥料を使用せず、自然のサイクルを尊重したブドウ栽培を行っています。これにより、ブドウ本来の生命力とテロワールの個性を最大限に引き出しています。
伝統と革新の融合: 伝統的なワイン造りの手法を守りながらも、最新の醸造技術も積極的に取り入れ、常に品質の向上に努めています。
ガルガーネガ種への情熱: ソアヴェの主要品種であるガルガーネガ種のポテンシャルを深く信じ、その魅力を余すところなく表現することに情熱を注いでいます。

ソアヴェ・クラシコとは？

ソアヴェ・クラシコは、ソアヴェワインの中でも、より伝統的で歴史ある中心部の畑で造られたワインに与えられる呼称です。この「クラシコ」地区の畑は、火山性土壌と石灰岩が混ざり合った特殊な土壌が特徴で、ミネラル感豊かで複雑な風味を持つワインを生み出します。

ジーニ・ソアヴェ・クラシコの特徴

この「ジーニ・ソアヴェ・クラシコ」は、ジーニのスタンダードキュヴェでありながら、その品質の高さと土地の個性が光るワインです。

ブドウ品種: ガルガーネガ100%。ソアヴェの魂ともいえるこの品種の個性が存分に表現されています。
醸造:
- ブドウは手摘みで収穫されます。
- 発酵は、主にステンレスタンクで行われますが、一部はオークの大樽を使用することもあります。
- 熟成は澱（おり）と共にステンレスタンクで約6ヶ月間行われる「シュール・リー」製法が採用されます。これにより、ワインに複雑味や旨味、なめらかな口当たりが加わります。
味わいと香り:
- 色合い: 輝きのある麦わら色で、グリーンがかった色調を帯びることがあります。
- 香り: 熟した白桃やアプリコット、洋ナシのような果実のアロマに加えて、アーモンド、白い花（サンザシやカモミールなど）、そしてソアヴェ・クラシコ特有の火打石のようなミネラル感や、わずかにハーブやアニスのニュアンスが感じられます。
- 味わい: 口に含むと、ドライでキレのある酸味が心地よく、果実味とミネラル感のバランスが非常に優れています。しっとりとした質感がありながらも、後味はすっきりとクリアで、柑橘系の爽やかさや心地よい苦味が余韻として残ります。若いうちはフレッシュでフルーティーですが、数年熟成させることで、より複雑で深みのある味わいへと変化するポテンシャルも秘めています。

料理とのペアリング

その爽やかさとミネラル感、程よいボディ感から、幅広い料理と相性が良いです。

魚介料理: 魚介のマリネ、グリルした魚介、シーフードパスタ、フリット・ミスト（魚介のフリット）。
野菜料理: アスパラガスなどのシンプルな野菜料理、野菜のリゾット。
軽い前菜: 生ハム、軽いチーズ、冷製オードブル。
和食: 寿司や刺身など、繊細な和食とも意外なほど良く合います。

「ジーニ・ソアヴェ・クラシコ」は、ソアヴェというワインの品質の高さを再認識させてくれる、クリーンでエレガント、そして土地の個性をしっかりと感じられる一本です。食事と共に楽しむ日常のワインとしても、またワイン愛好家にとっても満足度の高いワインとなるでしょう。

赤ワインは

モンテ・デル・フラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ・リパッソ

でした

モンテ・デル・フラヴァルポリチェッラ・クラシコ・リパッソとは？

「モンテ・デル・フラヴァルポリチェッラ・クラシコ・リパッソ（Monte del Frà Valpolicella Classico Superiore Ripasso）」は、イタリアのヴェネト州、特にヴァルポリチェッラ・クラシコ地区で造られる、リッチで個性的な赤ワインです。このワインは、ヴァルポリチェッラ地区の伝統的な製法である「リパッソ（Ripasso）」を用いることで、通常のヴァルポリチェッラよりも複雑で深みのある味わいを生み出しています。

造り手：モンテ・デル・フラ（Monte del Frà）ワイナリーについて

モンテ・デル・フラは、1958年にボニゾッリ家によって設立された、ガルーダ湖の南東、クストーザ（Custoza）地区に拠点を置くワイナリーです。彼らは、環境を尊重した持続可能なブドウ栽培を実践しており、特にヴァルポリチェッラ、アマーローネ、そしてクストーザなどの地元ワインの品質向上に尽力しています。

広大なブドウ畑: 約140ヘクタールもの広大なブドウ畑を所有しており、異なるテロワールのブドウから多様なスタイルのワインを生産しています。
伝統と革新: 長い歴史を持つワイナリーですが、常に最新の醸造技術を取り入れ、伝統的な製法と現代的なアプローチを融合させたワイン造りを行っています。
品質へのこだわり: ブドウの選定から醸造、熟成に至るまで、細部にわたる品質管理を徹底しており、安定して高品質なワインを提供しています。

「リパッソ」製法について

「リパッソ」は、ヴァルポリチェッラ地方に古くから伝わる伝統的なワイン醸造法の一つで、「再発酵（リパス＝再び通す）」を意味します。この製法が、ヴァルポリチェッラ・クラシコ・リパッソの独特の風味を生み出します。

通常のヴァルポリチェッラを造る: まず、通常のヴァルポリチェッラのブドウ（コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラなど）を使って、フレッシュな赤ワインを造ります。
アマローネの搾りかすを使用: 次に、同じヴァルポリチェッラ地区で造られる高級ワイン「アマローネ（Amarone）」や「レチョート（Recioto）」の醸造過程で残る、糖分やエキス分を豊富に含んだブドウの搾りかす（澱や果皮）を用意します。
再発酵させる: 上記の通常のヴァルポリチェッラワインを、このアマローネの搾りかすと一緒に数日間接触させ、再度アルコール発酵させます。
リパッソの効果:
- 搾りかすに残る糖分によって、ワインのアルコール度数がわずかに上昇します。
- 搾りかすから色、タンニン、アロマ、エキス分などが抽出され、ワインにより複雑な風味、凝縮感、骨格が加わります。
- アマローネを彷彿とさせる、レーズンやドライフルーツのようなニュアンスが生まれます。

モンテ・デル・フラヴァルポリチェッラ・クラシコ・リパッソの特徴

このワインは、リパッソ製法によって、通常のヴァルポリチェッラよりもリッチで奥行きのある味わいを持っています。

ブドウ品種: コルヴィーナ・ヴェロネーゼ、コルヴィノーネ、ロンディネッラなど、ヴァルポリチェッラに伝統的な品種がブレンドされます。
熟成: リパッソの後に、伝統的な大樽（オーク樽）で約12ヶ月の熟成が行われます。これにより、タンニンがまろやかになり、複雑な風味がさらに発展します。
味わいと香り:
- 色合い: 深みのあるルビーレッド色。
- 香り: 赤いベリー（チェリー、ラズベリー）の豊かなアロマに加え、リパッソ製法に由来するドライフルーツ、プルーン、そしてわずかにスパイス（コショウ、シナモン）や甘草のような複雑な香りが感じられます。
- 味わい: 口に含むと、滑らかな口当たりと豊かな果実味が広がります。しっかりとした骨格と、バランスの取れた酸味、そして心地よいタンニンが特徴です。アルコール感はやや高めですが、全体としては調和が取れており、凝縮感がありながらも飲みやすいスタイルです。余韻も長く、アマローネのニュアンスを感じさせつつ、より親しみやすい味わいです。