こんにちは
猫好き父さんです
散歩の達人で紹介されているコースを参考にして
早朝散歩です
まず最初は
東京大神宮
朝、早すぎて開いていません（笑）
先が思いやられます
牛込見附跡
牛込見附（うしごめみつけ）跡は、かつて江戸城の外郭を守るための重要な城門（見附）の一つがあった場所で、現在のJR飯田橋駅西口付近に位置します。江戸城外堀の遺構の中でも、比較的当時の面影をよく残している場所として知られています。
🏛️ 牛込見附の概要と歴史
見附とは
「見附」とは、江戸城の外堀（外郭）に設けられた城門のことで、敵の侵入を**発見し（見附け）**防ぐための防御施設です。城門と、その周辺に置かれた見張所（番所）の総称です。江戸城には俗に「三十六見附」と呼ばれる多くの城門がありました。
構造
牛込見附は、防御力の高い**枡形門（ますがたもん）**という形式をとっていました。
**高麗門（冠木門）**をくぐって枡形と呼ばれる四角い空間に入る。
番所で監視を受ける。
直角に曲がって**渡櫓門（大御門）**をくぐり、城内へと入る構造です。
この二重の門と石垣によって、敵が直進できないようにし、枡形内部に侵入した敵を四方から攻撃できるようになっていました。
築造と普請大名
築造時期: 寛永13年（1636年）、江戸城外堀が完成した際に建設されました。
普請: 阿波徳島藩主の**蜂須賀忠英（はちすか ただてる）**が普請（建設工事）を担当しました。
「松平阿波守」の石: 明治に入り石垣の一部が撤去された際、石垣から普請を担当した忠英を示す**「松平阿波守」**と刻まれた石が発見されています。
交通の要所
牛込見附は、江戸城外郭の門の中でも、田安門を起点とする**「上州道」**（現在の神楽坂を通り高田馬場を経由して、上野国＝群馬方面へ向かう主要街道）の出口として、交通上の重要な役割を担っていました。
📍 現在の牛込見附跡
現在、牛込見附の遺構は国指定の史跡「江戸城外堀跡」の一部となっています。
遺構の場所: JR飯田橋駅の西口を出てすぐ、牛込橋を渡る道路の両側に、当時の枡形を構成していた石垣の一部が残されています。
特徴: 外堀の見附の遺構の中でも、比較的良好に当時の姿を留めており、枡形の規模感を感じることができます。
鑑賞: JR飯田橋駅のホーム（新宿寄り）からも、外堀に面した石垣を眺めることができます。道路の舗装の一部には、かつての枡形の範囲がデザインとして取り入れられています。
不二家 飯田橋神楽坂店
不二家 飯田橋神楽坂店は、「ペコちゃん焼き」が買える日本で唯一の店舗として、全国的にも非常に有名で人気のある洋菓子店です。
飯田橋駅と神楽坂のメインストリートの入り口というアクセス至便な場所にあります。
🍓 店舗の最大の特徴：ペコちゃん焼き
飯田橋神楽坂店の看板には「日本でここだけ！ペコちゃん焼き」と大きく書かれており、これが最大の目玉商品です。
ペコちゃん焼きとは: ペコちゃんの顔の形をした大判焼き（今川焼き）のような和洋折衷のスイーツです。
種類: 小倉あんの定番のほか、ミルキークリーム、チョコレート、カスタードなど、常時10種類前後のフレーバーが用意されており、季節や時期によって限定の味が登場します。
場所: 売り場は半地下のような場所にあり、ガラス越しにスタッフの方がペコちゃん焼きを焼いている様子を見ることができます。
人気: 行列ができることも多く、神楽坂散策の際の「食べ歩き」や「お土産」としても大人気です。
🍰 その他の特徴
📍 店舗情報（目安）
| 項目 | 詳細 |
| 店名 | 不二家 飯田橋神楽坂店 |
| 住所 | 東京都新宿区神楽坂1-12 |
| アクセス | 東京メトロ 飯田橋駅 B3出口すぐ |
| 営業時間 | 10:00～20:00など（曜日や時期により変動する場合があります） |
| 定休日 | 年中無休（ただし年末年始などは変更の可能性あり） |
（最新の営業時間やメニューについては、訪問前に店舗へ直接ご確認ください。）
神楽坂通りは、東京の新宿区にある飯田橋から**神楽坂駅（早稲田通り）**へと上る、緩やかな坂道のメインストリートです。江戸時代の歴史、花街の粋な雰囲気、そしてモダンなグルメや文化が融合した、非常に魅力的なエリアです。
「東京の山の手銀座」や「リトル・フランス」とも呼ばれ、独特な雰囲気を持っています。
🏛️ 神楽坂通りの特徴と歴史
1. 坂道と歴史的経緯
立地と歴史: 坂の東側（下）は江戸城の外堀（牛込門、現在の飯田橋駅付近）に近く、江戸時代には大老の屋敷などにつながる重要な登城ルートとして整備されました。
緩やかな傾斜: かつては急な坂でしたが、明治時代に改修され、現在の歩きやすい緩やかな坂になりました。
街のシンボル: 坂の途中に建つ朱色の門が印象的な**「毘沙門天 善國寺」**は、神楽坂発展の大きなきっかけとなりました。
2. 「和」と「仏」が融合した街並み
花街（かがい）の風情: 神楽坂は、東京の六花街の一つとして栄えた歴史があり、メインストリートから一本入った路地裏（横丁）に、その粋な名残が色濃く残っています。特に石畳が美しい兵庫横丁や、**「かくれんぼ横丁」**といった情緒ある路地が魅力です。
リトル・フランス: 近隣に東京日仏学院（アンスティチュ・フランセ）などフランス関連施設があることから、フレンチやイタリアンの名店、おしゃれなカフェ、ベーカリー、ワイン・チーズ専門店などが集まり、「リトル・フランス」とも呼ばれています。
3. ユニークな交通ルール
🛒 食べ歩きと名物グルメ
神楽坂通りとその周辺には、老舗から新店まで多くの人気グルメが軒を連ね、食べ歩きも楽しみの一つです。
| 名物グルメ | 主な店舗 | 特徴 |
| ペコちゃん焼き | 不二家 飯田橋神楽坂店 | 日本で唯一、ペコちゃんの顔の形をした大判焼き（ミルキークリーム、あんこなど）を購入できる店舗です。 |
| 中華まん | 五十番（本店・総本店） | 肉やキャベツがたっぷり入ったジャンボサイズの肉まんが有名。食べ応え満点です。 |
| クリームパン | 亀井堂 | 売り切れ必至のふわふわ・とろとろのクリームパンが名物です。 |
| 揚げ物 | 大野屋牛肉店 | 老舗精肉店の手作りメンチカツやスコッチエッグなどが人気で、食べ歩きしやすいです。 |
| 和菓子 | 梅花亭 | 鮎の形をした「鮎の天ぷら最中」など、老舗ならではの風情ある和菓子が楽しめます。 |
神楽坂を訪れる際は、メインストリートの賑わいだけでなく、ぜひ石畳の**「横丁」**に入って、歴史と文化が息づく静かで粋な街並みを楽しんでみてください。
というわけで
横丁に入ったのはいいのですが
どこなのかすっかりわかりません（笑）
中華紫陽花（閉店しました）
春波（はるなみ）
神楽坂の「春波（はるなみ）」は、お好み焼き、もんじゃ焼き、鉄板焼きを楽しめる人気店です。神楽坂の落ち着いた雰囲気に合う、古民家風の情緒ある建物が特徴で、美味しい料理と和の空間を楽しめると評判です。
🍽️ 春波のお店の特徴
1. 和の情緒あふれる空間と立地
雰囲気: 神楽坂の裏路地（軽子坂を上った先）に位置し、石蔵造りの歴史を感じさせるような、和風で落ち着いた外観・内装が魅力です。
席: 総席数122席と広く、掘りごたつ式の座敷席や、人数に合わせて利用できる半個室が豊富に用意されているため、デートから大人数の宴会まで幅広く使えます。
スタイル: 基本的に自分で焼くスタイルですが、店員さんが元気でテキパキと焼き方を教えてくれたり、サービスが行き届いているという口コミが多く見られます。
2. メインメニューとお好み焼きの特徴
お好み焼き・もんじゃ焼き: メニューの中心はもちろんお好み焼きともんじゃ焼きです。特にお好み焼きは山芋がたっぷり使われており、フワフワで口の中でとろけるような食感だと評判です。
鉄板焼き: お好み焼きやもんじゃだけでなく、鉄板焼きメニューが充実している点も大きな特徴です。特に海鮮焼き（フグ、マグロ、ホタテ、白子など）や、牛肉、ハンバーグステーキなどの肉料理もクオリティが高いと人気です。
こだわり: 塩などの調味料にもこだわっており、海鮮焼きの素材の良さを引き立てています。
〆の甘味: 自分で皮を焼いてあんこをたっぷり詰める「あんこ巻き」が、締めの定番として人気です。
3. コースと利用シーン
営業時間・アクセス（目安）
神楽坂で、和の雰囲気の中で本格的な鉄板焼きとお好み焼きを同時に楽しみたい時に特におすすめのお店です。
Osteria ｅ Ristorante LASTRICATO 神楽坂
「Osteria e Ristorante LASTRICATO（オステリア エ リストランテ ラ ストリカート）神楽坂」は、神楽坂にある本格的なイタリア料理店です。
このお店は、カジュアルな「Osteria（オステリア）」と、より上質でフォーマルな「Ristorante（リストランテ）」という2つの異なるスタイルを複合的に展開しているのが最大の特徴です。
🇮🇹 お店の特徴
1. 二つの顔を持つイタリアン
お店は、訪れる客の目的や予算に応じて、最適なイタリアンを提供することを目指しています。
2. 食材への強いこだわり
イタリア料理の基本である「素材」へのこだわりが強く、特に以下の産地の食材を積極的に使用しています。
3. おすすめのメニューとスペシャリテ
4. コースと予算（税込・目安）
ランチ、ディナーともに複数のコースが用意されており、シーンに合わせて選べます。
ランチコース:
カジュアルお任せコース: 3,800円〜
プリフィックスランチコース: 4,500円
シェフのお任せランチコース: 7,500円
ディナーコース:
シェフのお任せコース: 5,500円〜
季節のプリフィックスコース: 7,000円〜
ワインは、イタリアを中心とした自然派ワインやクラシックワインを厳選して提供しています。
レピスリー ル ブルターニュ神楽坂
レピスリー ル ブルターニュ
神楽坂にある「レピスリー ル ブルターニュ」は、フランスの豊かな食文化、特にブルターニュ地方の特産品を専門に取り扱う食料品店（エピスリー）です。
このお店は、隣接する日本初のガレット専門店「カフェ クレープリー ル ブルターニュ」が運営しており、レストランで使われている選りすぐりの食材を一般の顧客向けに販売しています。
🇫🇷 主な特徴と取り扱い商品
1. ブルターニュ地方の特産品に特化
ブルターニュ地方は、フランスの北西部に位置し、ケルト文化が根付いた独自の食文化を持つ地域です。酪農が盛んで、良質な乳製品や塩の生産地としても知られています。
2. 代表的な商品カテゴリ
シードル（Cidre） 🍎
ブルターニュ地方発祥の、リンゴの微発泡酒です。ブドウ栽培に適さなかったこの地方で発達しました。甘口から辛口まで、種類豊富なブルターニュ産シードルが並び、試飲できる場合もあります。シラク元大統領のお気に入りだったシードルなど、希少なものも扱っています。
バターと塩を使ったお菓子 🧈
ブルターニュ特産の塩を使った塩バターキャラメルや、バターの風味豊かな焼き菓子が充実しています。薄焼きの「ガレット」や厚焼きでほろほろとした食感の「パレット」などがあり、そば粉を使ったビスケットも取り扱っています。
高級バター
職人が手で練り上げる香り高いブルターニュの生バター「ボルディエバター」（有塩・無塩など）も人気商品の一つです。
調味料・食材
フランス産のクルミオイル、バルサミコビネガー、フレンチマスタードなどの調味料のほか、パテ、生ハム、チーズ、魚介のリエットやサーディン缶、濃厚な魚介のスープといったフランスの惣菜・保存食も豊富に揃っています。
製菓材料
コンフィチュール（ジャム）やチョコレートなどの製菓材料も販売されています。
3. 立地
お店は神楽坂通りの路地裏（横丁）近くにあり、石畳の風情ある街並みに溶け込んでいます。神楽坂が持つ「リトル・フランス」の雰囲気を一層高めているスポットと言えます。
路地裏の小さな店内で、フランス各地、特にブルターニュの選りすぐりの食材を探すのは、まるで宝探しのような楽しい体験となるでしょう。
「レピスリー ル ブルターニュ」は、NHKの番組『世界はほしいモノにあふれてる（せかほし）』で、主にフランスのブルターニュ地方の極上シードルをテーマにした回で紹介されました。
レピスリー ル ブルターニュの経営者であるラーシェ・ベルトラン氏（クレープリー・ル・ブルターニュ社長）が、シードルのバイヤーとしてフランス・ブルターニュ地方を訪れる旅が紹介されています。
📺 せかほし紹介エピソードの概要
放送テーマ
エピソードのハイライト
シードルとの出会いと交渉
番組では、ベルトラン氏がブルターニュ地方の多様なシードル醸造所を訪ね、日本向けに新しいシードルやラベルを交渉する様子が紹介されました。
特に、無農薬リンゴでシードルを作る醸造家や、地元組合が作る60種類ものシードルを扱う大規模な生産者のもとを訪れました。
スタジオで試飲されたシードルは、そのフレッシュさや美味しさから、JUJUさんをはじめ出演者に高く評価されました。
ガレットと故郷の味
フランスと日本の繋がり
このエピソードは、「レピスリー ル ブルターニュ」が単なる輸入食品店ではなく、ブルターニュの食文化と深い歴史を日本に伝える役割を担っていることを印象づけました。
シードルやブルターニュ地方の食材に興味があれば、ぜひレピスリーで番組で紹介された商品を探してみてはいかがでしょうか。
毘沙門天 善國寺
宮城道雄記念館
新宿区中町（神楽坂エリア）にある「宮城道雄記念館」は、日本の近代を代表する筝曲家・作曲家である宮城道雄（みやぎみちお、1894-1956）の偉業を顕彰し、日本音楽の普及・発展に寄与するために設立された施設です。
1978年（昭和53年）に、宮城道雄が晩年まで住んでいた旧居跡に建設され、日本で最初の音楽家の記念館としても知られています。
🏛️ 記念館の特徴と見どころ
1. 遺愛の品々
館内には、宮城道雄が考案・愛用した数々の楽器が展示されています。
八十絃（はちじゅうげん）: ピアノのような音域の広さを持つことを目指して宮城道雄が考案した、80本の絃を有する大型の箏（こと）。
越天楽: 宮城道雄が愛用した箏。
十七絃（じゅうしちげん）: 低音域を補うために考案された、17本の絃を持つ大型の箏。
楽譜や教則本、書、随筆など、箏曲家、作曲家、教育者、随筆家としての多岐にわたる業績を示す遺品が展示されています。
2. 国の登録有形文化財「検校の間」
宮城道雄が昭和23年（1948年）に建てた書斎であり、国登録有形文化財に指定されています。宮城が晩年に多くの作曲や執筆を行った場所であり、当時の雰囲気を伝える貴重な空間です。
3. 視聴覚室・資料室
展示だけでなく、CDやDVDで宮城道雄の代表作である**「春の海」**（お正月によく流れる名曲）やその他の作品の演奏を聴くことができます。資料室では、宮城道雄関係資料や日本音楽の図書、楽譜などが閲覧・試聴できます。
4. 箏曲の聖地としての活動
記念館には講堂や舞台付きの広間もあり、講演会や邦楽の演奏会、練習などに使用されています。宮城道雄の精神を受け継ぎ、日本音楽の発展拠点としての役割も担っています。
📍 利用案内（2024年7月現在、長期休館中）
| 項目 | 詳細情報 |
| 所在地 | 〒162-0835 東京都新宿区中町35番地 |
| アクセス | 都営大江戸線 牛込神楽坂駅 A2出口より徒歩約3分 |
| JR・東京メトロ 飯田橋駅 B3出口より徒歩約10分 |
| 開館時間 | 10:00～16:30（入館は16:00まで） |
| 休館日 | 日・月・火曜日、祝日、その他指定休館日あり |
| 入館料 | 一般 400円、小学生 200円 |
| 備考 | 【重要】現在、施設の建て替えのため、令和6年（2024年）7月26日より長期休館しています。 再開は令和8年（2026年）12月の予定です。 |
※訪問を検討される場合は、必ず公式ウェブサイトで最新の開館状況をご確認ください。
🎶 宮城道雄について
宮城道雄（1894-1956）は、7歳で失明したことを機に箏曲を志しました。
作曲家・演奏家: 従来の邦楽に洋楽の手法を取り入れ、邦楽の近代化に大きく貢献しました。生涯に300曲以上を作曲し、特にヴァイオリニストのルネ・シュメーと共演した**「春の海」**は世界的な名声を得ました。
楽器開発: 従来の箏よりも大型で低音域を持つ十七絃や、八十絃など、新しい楽器の考案・改良に尽力しました。
教育者: 東京音楽学校（現：東京芸術大学）の教授も務め、五線譜や絃名譜を導入するなど、新しい邦楽教育を実践しました。
「神楽坂のレジェンドヒルズ」として知られているのは、正式名称「レジェンドヒルズ市ヶ谷若宮町 (LEGEND HILLS ICHIGAYA WAKAMIYACHO)」という高級分譲賃貸マンションです。
神楽坂エリアの中でも、閑静な高級住宅街として知られる若宮町に立地し、その重厚な佇まいと利便性の高さから人気を集めています。
🏢 レジェンドヒルズ市ヶ谷若宮町の概要と特徴
1. 立地とアクセス
2. 建物とデザイン
3. 間取りと広さ
4. 資産価値と価格帯（参考情報）
「レジェンドヒルズ市ヶ谷若宮町」は高級分譲マンションのため、取引価格は非常に高額です。
| 項目 | 参考価格帯 |
| 中古販売価格（参考相場） | 1億円〜2億円超（間取り・広さによる） |
| 賃料（参考） | 35万円〜45万円（100㎡前後、募集時期による） |
神楽坂・市ヶ谷エリアは人気の高騰もあり、中古市場では新築時よりも価格が上昇しているケース（値上がり指数が高い）も見られます。
5. 周辺環境
スーパーマーケット（YOSHIYA神楽坂店、三徳飯田橋店など）やコンビニエンスストア、銀行などが近くにあり、生活利便施設も整っています。神楽坂の飲食店街も徒歩圏内であるため、美食と歴史を感じられる街並みを享受できる立地です。
最高裁判所長官公邸（旧馬場家牛込邸）
「最高裁判所長官公邸（旧馬場家牛込邸）」は、東京都新宿区若宮町の牛込台地の高台に位置する、歴史的・建築学的に高い価値を持つ建造物です。
現在は最高裁判所長官公邸として使用されていますが、もともとは昭和初期に富山県の富豪によって建てられた邸宅です。
🏛️ 旧馬場家牛込邸の概要と特徴
1. 歴史と変遷
| 年代 | 内容 |
| 建設（昭和3年/1928年） | 富山で海運業（北前船廻船問屋）を営み財を成した馬場家が、東京における拠点として牛込に建設した邸宅。 |
| 設計 | 逓信省の営繕技師として知られる建築家、吉田鉄郎が担当。 |
| 現用途（昭和22年/1947年〜） | 国が取得し、最高裁判所長官公邸として利用されています。 |
| 文化財指定 | 2014年（平成26年）に国指定重要文化財に指定されました。 |
| 現在 | 東日本大震災の影響などで耐震性に問題が生じたため、現在は（旧邸宅を）耐震改修しつつ、迎賓施設として活用し、公邸機能は同敷地内に新築する建物に移す工事が進められています。 |
2. 建築的な特徴
「旧馬場家牛込邸」は、昭和初期を代表する大規模な和風建築として極めて高い価値を有しています。
3. 見学について
この建物は現在も最高裁判所長官公邸またはその**迎賓施設（改修中）**として使用されており、一般公開はされていません。外観を遠くから望むことしかできませんが、その存在自体が神楽坂エリアの歴史と文化を物語る貴重な存在です。
神楽坂・市谷の「逢坂（おうさか）」
東京都新宿区にある「逢坂」は、飯田橋・市ヶ谷と神楽坂の高台を結ぶ坂道の一つで、古くからの伝説が残るロマンチックな名前を持つ坂です。
📌 坂の概要
💖 坂名の由来（ロマンチックな伝説）
坂の標識に記されている由来は以下の通りです。
昔、小野美佐吾という人が武蔵守（現在の東京・埼玉の知事のような役職）になりこの地に来た時、美しい娘と恋仲になりました。その後、彼は都に帰って亡くなってしまいますが、娘の夢により、この坂で再び逢ったという伝説に因み、「逢坂」と呼ばれるようになったといわれています。
🇫🇷 「日本のモンマルトル」への玄関口
坂の下を外堀通りが通り、坂を上ると、アンスティチュ・フランセ東京（旧日仏学院）などの施設がある場所に出ます。この一帯にはフランス人が多く住んでいることから、「神楽坂はフランス人の街」と呼ばれることがありますが、この逢坂は、フランスのパリにある急坂の丘「モンマルトル」を彷彿とさせる雰囲気があるとも評されます。
アンスティチュ・フランセ東京
アンスティチュ・フランセ東京は、フランス政府公式のフランス語学校・文化センターであり、「東京の中のフランス」とも称される、日仏文化交流の拠点です。
特にそのユニークな建築群は、神楽坂エリアのランドマークとして国内外から注目を集めています。
🇫🇷 施設の概要と目的
1. 正式名称と歴史
旧名称: 2012年までは東京日仏学院という名称でした。
創立: 1952年（昭和27年）に開校し、70年以上の歴史を持っています。
役割: フランス語教育を行うとともに、映画、音楽、美術、講演会など、フランスの「今」を感じられる多様な文化イベントを開催しています。
2. ユニークな建築
アンスティチュ・フランセ東京の最大の魅力の一つは、新旧の著名な建築家が手がけた校舎群です。
1. 旧館（坂倉準三 設計）
特徴: 1951年竣工。フランス近代建築の巨匠ル・コルビュジエに師事した日本の建築家、坂倉準三が設計しました。
デザイン: ル・コルビュジエの影響を受けた、白を基調としたモダンなデザインが特徴です。
二重螺旋階段: 旧館中央にある塔には、上り用と下り用の階段が交わることなく螺旋を描く二重螺旋階段が収められており、世界的にも珍しい構造として建築ファンを惹きつけています。
2. 新館「Village as Institute」（藤本壮介 設計）
特徴: 2021年に完成した新館は、日本の建築家藤本壮介が設計しました。
コンセプト: 「フランスの村（ヴィラージュ）」をイメージしたデザインで、小さな小屋のような建物が階段やテラスで繋がり、立体的な村を形成しています。
交流の場: 旧館と新館が中庭を囲むように配置され、フランスのテラスと日本の縁側を組み合わせるような発想で、人と人が出会う「文化の交流の場」として機能しています。
3. 開かれた文化交流の場
アンスティチュ・フランセ東京は、語学を学ぶ生徒だけでなく、誰もが自由に利用できる開かれた施設であることも特徴です。
メディアテーク（図書館）: フランス語の書籍や雑誌、DVDなどを所蔵しています。
映画館（エスパス・イマージュ）: フランス映画の上映会が開催されます。
レストラン・カフェ: 敷地内にはブラッスリーなどもあり、フランスの食文化を味わいながら過ごすことができます。（2024年にはフランスの伝説的シェフのグループがレストランを出店した情報もあります）。
神楽坂にあるこの施設は、古くから日仏交流の重要な接点となっており、「東京にいながらにしてフランスの雰囲気を感じられる場所」として、多くの人に親しまれています。
築土神社
「船河原町築土神社」は、現在千代田区九段北に鎮座する築土神社（つくどじんじゃ）の歴史的な経緯と深い関わりを持つ、新宿区市谷船河原町にある飛地社（とびちしゃ）、またはかつてその地にあった社殿跡を指します。
この場所は、平将門公の霊を祀る「築土神社」が戦災前に長らく鎮座していた地の一部であり、特に**「堀兼の井（ほりかねのい）」**の悲話が残る場所として知られています。
1. 船河原町の築土神社（飛地社）の概要
現在の「船河原町築土神社」という名称で指されるものは、主に以下の状況を指します。
所在地: 新宿区市谷船河原町（飯田橋駅、アンスティチュ・フランセ東京の近く）
現在の形態: 小さな祠（ほこら）として残っており、千代田区の築土神社（本殿）の氏子地域であることを示す「飛地社」として機能しています。
歴史的意義: 築土神社は元和2年（1616年）から戦災で焼失する昭和20年（1945年）まで、この地を含む牛込筑土八幡町に鎮座していました。そのため、この船河原町は長年の氏子地域であり、築土神社と切っても切れない縁のある場所です。
周辺: 急な坂道である**逢坂（おうさか）**のすぐ近くに位置し、アンスティチュ・フランセ東京に隣接しています。
2. 「堀兼の井」の悲話
船河原町築土神社の地には、「堀兼の井（ほりかねのい）」という古井戸の跡があり、その名の由来となった悲しい伝説が伝わっています。
悲話のあらすじ
昔、妻を亡くした男が息子と二人で暮らしていましたが、後妻を迎えました。その後妻が息子をひどくいじめ、男も後妻の言うことを聞き、息子にいじめに加担するようになりました。男は息子に「井戸を掘れ」と命じましたが、幼い息子には岩盤が多く固い地面をなかなか掘り進めることができませんでした。ろくに食事も与えられず、息子はとうとう精魂尽きて死んでしまいました。
「堀兼」の意味
「堀兼の井」という名は、「掘りかねる」（掘るのが困難である）という意味から来ており、掘っても掘ってもなかなか水が出ない場所であったことを示しています。この悲話は、この地が水を得るのに苦労した土地であったこと、そして古代から現代まで続く普遍的な人間の苦しみや悲哀を物語るものとして語り継がれています。
3. 築土神社（本殿）の歴史的背景
この船河原町の地が重要であるのは、ここに鎮座していた築土神社が、もともと平将門公の霊を祀り、勝運向上の神として江戸時代から人々の信仰を集めた由緒ある大社であったためです。
後は道なりに牛込濠（うしごめぼり）に沿って帰りました
牛込濠（うしごめぼり）
牛込濠（うしごめぼり）は、江戸城の外濠（そとぼり）の一部であり、現在の東京都心に残る貴重な水辺の景観です。JR中央線の飯田橋駅付近から市ヶ谷駅にかけて、細長く水面が残る堀のうち、飯田橋駅に近い側を指します。
この濠は、江戸の歴史と都市構造を今に伝える重要な史跡であり、現在は市民の憩いの場にもなっています。
1. 牛込濠の基本情報と場所
所在地: 東京都千代田区（富士見側）と新宿区（神楽坂側）の区境に位置します。
範囲: JR飯田橋駅前の牛込橋から、**新見附橋（しんみつけばし）**までの水面が牛込濠と呼ばれます。
交通: JR中央線・総武線や東京メトロの各線（東西線・南北線・有楽町線・大江戸線）がこの濠沿いを走っており、特に飯田橋駅や市ヶ谷駅のホームや車窓から見ることができます。
2. 歴史的背景：江戸城外濠として
牛込濠は、江戸時代に徳川幕府によって築かれた**江戸城外郭（外堀）**の一部です。
築造目的: 江戸城を敵の攻撃から守るための防御施設として、また江戸市内の水運（舟運）や排水を担う重要な都市基盤として機能しました。
牛込見附: 濠の東端、飯田橋駅西口付近には、かつて江戸城の重要な門の一つである牛込御門（牛込見附）が設けられていました。現在もその枡形（ますがた）石垣の一部が牛込橋のたもとに残されています。
地形の利用: 市ヶ谷から牛込にかけての外濠は、元々あった谷筋や川筋を拡張して造られており、特に牛込濠は、かつて神田川（当時は江戸川）につながる**飯田濠（いいだぼり）**という水路にも接続していました。
3. 現在の役割と周辺環境
牛込濠とその周辺は、現在も都心に残る貴重な自然環境と歴史の景観を提供しています。
外濠公園: 濠の千代田区側には、土手を利用した外濠公園があり、遊歩道が整備されています。
桜の名所: 土手沿いには桜の木が多く植えられており、春には都心有数の桜の名所として多くの人で賑わいます。
JR中央線の建設: 濠の一部は、明治時代以降、中央線の線路を敷設するために埋め立てられ、濠の幅が狭くなったり、水面が分断されたりしましたが、それでも広大な水面が残されています。
憩いの場: 釣り堀で知られる市ヶ谷フィッシュセンター（新見附濠寄り）などもあり、都心における市民の憩いと散策の場として親しまれています。
東京大神宮
開いてました
さあ、ホテルメトロポリタンエドモントに帰って
朝ごはんだ！
