こんにちは、猫好き父さんです。
ディズニーリゾートのホテルミラコスタでディナーを食べてきました。
なかなか予約が取れないので大変ですね。
ベッラヴィスタ・ラウンジ
まずは、こちらお酒から、お酒だけでも良いんだったらその方が
良いんですけどね（笑）
ディナーの前にまずはお酒です、いつもはシャンパンとか白ワインの
フルボトルを頼むのですが、たまにはカクテルでも飲んでみるかと
ベッラヴィスタ・ラウンジ オリジナルカクテル
＜2022年1月8日（土）～3月31日（木）＞
■レモンリキュール、アプリコットリキュール、オレンジジュース、オレンジシロップ、ブルーシロップ、レモンジュース、オレンジ、ミント、ベルローズ、金粉
まあ、想像通り甘かったですね（笑）
事前に甘さ控えめ辛くなりませんか？とお願いしたのですが
しばらく検討してくれて、ちょっとカクテルそのものが変わってしまうので
と、丁重にお断りされてしまいました。仕方ないですね
ワインは新しいメニューが出たということで、それをお試しに
ミラコスタ・セレクション・グラスワインセット
ベッラヴィスタ・キュヴェ・ブリュット
「ベッラヴィスタ・キュヴェ・ブリュット」は、イタリアが誇る最高峰のスパークリングワイン「フランチャコルタ」を代表する、非常に有名な銘柄です。正式名称は「ベッラヴィスタ フランチャコルタ アルマ グラン キュヴェ ブリュット（Bellavista Franciacorta Alma Gran Cuvée Brut）」です。「アルマ」は“愛情のこもった”という意味で、ベッラヴィスタが持つ素晴らしいテロワールへの敬意を込めて名付けられました。
ベッラヴィスタとフランチャコルタ
まず、ベッラヴィスタが造る「フランチャコルタ」について理解しておくことが重要です。
フランチャコルタとは: イタリア北部ロンバルディア州フランチャコルタ地域で、シャンパンと同じ「瓶内二次発酵」という伝統的な製法で造られる高品質なスパークリングワインです。イタリアで唯一、D.O.C.G.（統制保証原産地呼称）に認定されているスパークリングワインであり、イタリアワインの中でも特に格の高いワインとして知られています。
ベッラヴィスタの哲学: ベッラヴィスタは1977年に実業家ヴィットリオ・モレッティ氏によって創業されました。「美しい眺め」を意味する社名の通り、レイク・イゼオを見下ろす美しい丘に位置しています。彼らは「完璧な調和」を追求し、非常に繊細な泡とエレガントな味わいを特徴とするフランチャコルタを生み出しています。
ベッラヴィスタ・キュヴェ・ブリュット（アルマ グラン キュヴェ ブリュット）の特徴
このワインは、ベッラヴィスタのスタンダードキュヴェでありながら、そのこだわりと品質は他の追随を許しません。
ブドウ品種: 主にシャルドネ（約77%）、ピノ・ネロ（約22%）、ピノ・ビアンコ（約1%）がブレンドされています。
製造へのこだわり:
手摘み: ブドウは全て手摘みで収穫されます。
緩やかな圧搾: 果汁を絞る際に、通常1時間で行う圧搾工程に4時間かけるなど、非常にゆっくりと丁寧にプレスされます。これにより、透明感のある味わいが生まれます。
ベースワインの複雑性: 約60種類もの厳選されたベースワイン（一部は小樽で発酵・熟成）をブレンドして造られます。このブレンドにより、複雑で奥行きのある味わいが形成されます。
長期熟成: スタンダードキュヴェでありながら、瓶内二次発酵の後、4年以上という非常に長い期間熟成させてから出荷されます。これはヴィンテージシャンパンに匹敵する熟成期間であり、きめ細かくクリーミーな泡立ちと複雑な風味を生み出します。
テイスティングノート（香り・味わい）:
色: 輝きのある麦わら色で、グリーンがかった色調を帯びることがあります。泡は非常にきめ細かく、持続性があります。
香り: 焼いたパンやビスケットのような熟成香が印象的で、洋ナシやリンゴ、スミレ、梨、桜の花のような甘く熟した果実の華やかなアロマ、さらにバニラやジンジャーブレッドスパイス、シナモンなどのニュアンスも感じられます。地中海の花々の繊細なブーケと生き生きとした柑橘系のノートも感じられます。
味わい: 口に含むと、軽やかで強すぎない、ムースのようになめらかな泡が広がります。果実の甘さ、美しい酸、そしてミネラル感が見事に調和し、「完璧な調和」と表現されるバランスの良さが特徴です。複雑でしっかりとした酸味と豊かな果実味が持続性のある味わいを構成し、エレガントで洗練された格調高い余韻へと続きます。
ペアリング:
抜群のバランスの良さから、様々なお料理と相性が良いとされています。食前酒としてだけでなく、魚介類（特にスモークサーモンやロブスターソースのパスタ）、和食、寿司、リゾット、新鮮なチーズや熟成度の低いチーズなど、幅広い料理と楽しめます。
ベッラヴィスタ・キュヴェ・ブリュットは、フランチャコルタの品質の高さを体現する一本であり、イタリアのスパークリングワインの最高峰として、世界中のワイン愛好家から高く評価されています。
ヴィエ・ディ・ロマンス シャルドネ（Vie di Romans Chardonnay）とは？
「ヴィエ・ディ・ロマンス シャルドネ」は、イタリア北東部フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州のワイン生産地域において、シャルドネという国際品種のポテンシャルを最大限に引き出した、極めて高く評価されている白ワインです。造り手である**ヴィエ・ディ・ロマンス（Vie di Romans）**は、この地域を代表するトップ生産者として知られ、そのワインは「フリウリの白ワイン革命」を牽引してきたと言われています。
造り手：ヴィエ・ディ・ロマンス ワイナリーについて
ヴィエ・ディ・ロマンスは、イソンツォ川（Isonzo）のほとりに位置するマリアーノ・デル・フリウリ（Mariano del Friuli）で、ジャンフランコ・ガッロ（Gianfranco Gallo）氏が当主を務める家族経営のワイナリーです。彼の徹底した品質へのこだわりと革新的なアプローチが、ヴィエ・ディ・ロマンスのワインを唯一無二の存在にしています。
畑へのこだわり: ガッロ氏は、ブドウ畑がワインの品質を決定すると考え、土壌、日照、水はけなどを徹底的に研究し、各ブドウ品種に最適な区画を選定しています。低収量にこだわり、ブドウ一粒一粒に凝縮した味わいを追求します。
長期熟成の哲学: フリウリの白ワインはフレッシュで早飲みが一般的でしたが、ガッロ氏は白ワインの長期熟成の可能性を追求し、ステンレスタンクと木樽を巧みに使い分け、長期熟成に耐えうる複雑性と奥行きを持つワインを生み出しました。
単一畑の表現: 彼のワインの多くは単一畑（クリュ）の個性を表現しており、シャルドネも「ヴィエ・ディ・ロマンス シャルドネ」の他に、より厳選されたブドウを用いた「チンプラ（Ciampagnis）」などの上級キュヴェも存在します。
ヴィエ・ディ・ロマンス シャルドネの特徴
この「ヴィエ・ディ・ロマンス シャルドネ」は、ワイナリーの哲学を体現する代表的な一本です。
ブドウ品種: シャルドネ100%。
熟成:
味わいと香り:
色合い: 輝きのある黄金色。熟成が進むとさらに深みが増します。
香り: 非常に豊かで複雑なアロマが特徴です。熟したトロピカルフルーツ（パイナップル、マンゴー）、黄桃、洋梨のような果実香に加えて、バニラ、ヘーゼルナッツ、バター、トースト、蜂蜜といった樽熟成に由来するリッチな香りが感じられます。同時に、フリウリ特有のミネラル感や、わずかなスモーキーなニュアンスも伴います。
味わい: 口に含むと、非常に凝縮感があり、力強いながらも、洗練されたエレガントさを感じさせます。豊かな果実味と、しっかりとした酸、そしてクリーミーな質感が見事に調和しています。樽の風味が主張しすぎることなく、ワインに複雑性と骨格を与え、長い余韻へと続きます。若いうちから楽しめますが、熟成させることで、さらにその真価を発揮し、より深遠な味わいへと変化します。
料理とのペアリング
その豊かなボディと複雑な風味から、幅広い料理と相性が良いです。
魚介料理: 帆立のポワレ、ロブスターのグリル、ムール貝のワイン蒸し、脂の乗った魚（マグロのステーキなど）。
白身肉: 鶏肉のクリーム煮、豚肉のロースト。
リッチな料理: きのこを使ったリゾットやパスタ、グラタン、クリームソースの料理。
チーズ: 熟成したコンテチーズやグリュイエールチーズなど。
ヴィエ・ディ・ロマンスのシャルドネは、国際品種でありながらもフリウリのテロワールの個性を表現し、並外れた品質と熟成のポテンシャルを持つ、イタリアを代表するシャルドネの一つです。特別な日の食卓や、ワインコレクションに加えるのに最適な一本と言えるでしょう。
カステッロ・デ・クエルチェート キャンティ・クラシコ・リゼルヴァとは？
「カステッロ・デ・クエルチェート キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ（Castello di Querceto Chianti Classico Riserva）」は、イタリアのトスカーナ州、キャンティ・クラシコ地区で造られる、品質と伝統を重んじる素晴らしい赤ワインです。特に「リゼルヴァ」と名付けられていることから、通常のキャンティ・クラシコよりも長い熟成期間を経てリリースされる、より凝縮感と複雑性のある一本であることがわかります。
造り手：カステッロ・デ・クエルチェート（Castello di Querceto）ワイナリー
カステッロ・デ・クエルチェートは、キャンティ・クラシコ地区のグレヴェ・イン・キャンティに位置する、美しい中世の城館（カステッロ）を持つ歴史あるワイナリーです。1897年にファルコーニ家が所有して以来、1世紀以上にわたって家族経営を続けています。
伝統と環境への配慮: 彼らは、キャンティ・クラシコの伝統的なスタイルを守りつつ、ブドウ畑の管理には有機農法を取り入れるなど、環境への配慮も深く行っています。
テロワールの表現: 各ブドウ畑のテロワールを最大限に表現することを目指しており、その土地の個性を反映したワイン造りを行っています。
長期熟成へのこだわり: 特にリゼルヴァやグラン・セレツィオーネといった上位キュヴェでは、長期熟成に耐えうるポテンシャルを持つワインを生産しています。
キャンティ・クラシコ・リゼルヴァとは？
キャンティ・クラシコは、トスカーナ州で最も重要なワインの一つであり、その中でも「クラシコ」は、歴史的な中心地で造られたワインに与えられる呼称です。さらに「リゼルヴァ（Riserva）」は、キャンティ・クラシコの中でも以下の厳しい基準を満たしたワインにのみ与えられる名称です。
熟成期間: 最低24ヶ月以上の熟成（うち樽熟成は最低20ヶ月）が義務付けられています。
アルコール度数: 最低12.5%以上のアルコール度数が義務付けられています。
品質基準: 官能検査（テイスティング）を含む厳しい品質基準をクリアする必要があります。
これにより、通常のキャンティ・クラシコよりも、より複雑で深みがあり、長期熟成のポテンシャルを持つワインが生まれます。
カステッロ・デ・クエルチェート キャンティ・クラシコ・リゼルヴァの特徴
このワインは、サンジョヴェーゼを主体とした伝統的なブレンドと、長い熟成期間によって、その真価を発揮します。
ブドウ品種:
サンジョヴェーゼが主体ですが、キャンティ・クラシコの規定により、少量の補助品種（カナイオーロ、コロリーノなど）がブレンドされることもあります。カステッロ・デ・クエルチェートは、サンジョヴェーゼの個性を最大限に引き出すことに注力しています。
醸造と熟成:
厳選されたブドウはステンレスタンクで発酵されます。
その後、オーク樽（伝統的な大樽や小樽）で約24ヶ月以上熟成されます。この長期の樽熟成が、ワインに複雑な風味とタンニンの柔和さをもたらします。
さらに、瓶内でも数ヶ月の熟成を経てからリリースされます。
味わいと香り:
色合い: 深みのあるガーネットを帯びたルビーレッド。
香り: 赤い果実（チェリー、プラム）のアロマに加えて、スミレの花、タバコ、皮革、リコリス、そして熟成によるバニラやスパイス（クローブ、ナツメグ）の複雑なニュアンスが感じられます。
味わい: 口に含むと、しっかりとした骨格と豊かな果実味が広がります。サンジョヴェーゼらしい生き生きとした酸と、きめ細やかで滑らかなタンニンが特徴です。長期熟成を経ているため、タンニンは丸みを帯びており、非常にバランスが取れています。パワフルでありながらもエレガントで、長い余韻が楽しめます。
熟成のポテンシャル:
リゼルヴァであるため、購入後も数年から10年以上の熟成に耐えうるポテンシャルを持っています。熟成させることで、さらに香りが複雑になり、味わいに深みが増していきます。
料理とのペアリング
このワインは、その力強さと複雑な風味から、しっかりとした料理とのペアリングがおすすめです。
肉料理: ローストビーフ、Tボーンステーキ、ジビエ料理、ラム肉のグリルなど。
トスカーナ料理: フィレンツェ風ステーキ（ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ）、野豚のラグーパスタなど、地元の伝統料理とは最高の相性を見せます。
チーズ: 熟成したハードチーズ（パルミジャーノ・レッジャーノ、ペコリーノ・トスカーノなど）。
カステッロ・デ・クエルチェートのキャンティ・クラシコ・リゼルヴァは、トスカーナの豊かな大地と長い歴史が育んだ、真のキャンティ・クラシコの魅力を存分に味わえる一本と言えるでしょう。特別な日の食卓や、熟成ワインのコレクションに加えるのに最適なワインです。
これは追加のギムレット。
ギムレット（Gimlet）とは？
ギムレットは、ジンとライムジュースをベースにした、シンプルながらも洗練された味わいのカクテルです。そのクールで爽やかな風味は、世界中のバーで愛され続けているクラシックカクテルの一つです。
ギムレットのレシピ
ギムレットは、非常に少ない材料で作られるカクテルですが、その分、材料の質と比率が重要になります。
基本的なレシピ:
ジン: 45ml (1 1/2 oz)
ライムジュース: 15ml (1/2 oz)
作り方:
シェーカーにジン、ライムジュース、氷を入れます。
よくシェイクします。
カクテルグラス（クーペグラスやショートカクテルグラス）に、氷を入れずに注ぎます。
ライムのスライスやツイストを飾って完成です。
ギムレットの歴史と名前の由来
ギムレットの起源にはいくつかの説がありますが、最も有力なのは、19世紀後半にイギリス海軍の軍医であった**トーマス・D・ギムレット卿（Sir Thomas D. Gimlette）**が考案したという説です。
当時、長い航海に出る船員たちは、ビタミンC不足による壊血病に悩まされていました。これを予防するため、イギリス海軍ではライムジュースの摂取が義務付けられていました。しかし、ライムジュースは非常に酸っぱかったため、ギムレット卿が兵士たちがより飲みやすくなるよう、日課のジンにライムジュースを混ぜて飲ませたのが始まりとされています。
もう一つの説は、工具の「ギムレット（錐：きり）」に由来するというものです。船上で樽の酒を抜き取るために使われる小さな錐のことで、このカクテルの切れ味や鋭さを表現していると言われています。
ギムレットの魅力
シンプルさ: ジンとライムジュースという2つの主要な材料だけで構成されており、それぞれの素材の良さが際立ちます。
爽やかさ: ライムの鮮烈な酸味とジンの爽やかな香りが融合し、キリッとした清涼感のある味わいです。
ドライな口当たり: 甘さが控えめで、すっきりとドライな飲み口は、食前酒としても最適です。
映画や文学での登場: レイモンド・チャンドラーの小説『長いお別れ』に登場するなど、多くの作品でその名が引用され、ギムレットのクールなイメージを確立しました。作中で主人公フィリップ・マーロウが「ギムレットには早すぎる」と語るセリフは有名です。
ギムレットは、単なる飲み物ではなく、その歴史や背景、そして文学とのつながりによって、飲む人に特別な趣きを感じさせるカクテルです。ぜひ、その洗練された味わいを試してみてはいかがでしょうか。
帰りに知り合いのソムリエさんの軽くご挨拶。
料理編は次回で。
