十勝川温泉第一ホテル「三余庵（さんよあん）」は、北海道・十勝川温泉にある、わずか全11室のハイクラスな温泉旅館です。本館である「十勝川温泉第一ホテル」の別邸として位置づけられ、**「心のゆとりとくつろぎ」**をテーマに、静かで贅沢な滞在を提供しています。
ここでは、三余庵の主な特徴と魅力についてご紹介します。
1. 最大の魅力：「モール温泉」（植物性温泉）
三余庵が位置する十勝川温泉は、世界的にも珍しい「モール温泉」で知られています。
泉質の特徴:
太古の植物が堆積した亜炭層を通って湧き出す温泉で、フミン酸などの天然の保湿成分を多く含んでいます。
肌触りがまろやかで、湯上り後もしっとりするため、「美人の湯」として名高いです。
湯の色は**茶褐色（琥珀色）**をしており、微かな香りがします。
客室での贅沢:
2. 空間と客室：「三余」の哲学
「三余庵」という名前は、中国の故事「冬は歳の余り、夜は日の余り、雨は時の余り」に由来し、**「ゆとりの時間」**を大切にするというコンセプトが込められています。
3. 料理：「十勝の旬」を五感で味わう創作懐石
十勝の大地の恵みと、北海道の旬の食材を活かした創作和食懐石が提供されます。
食材のこだわり: 十勝牛、十勝産の野菜、近海で獲れる海の幸など、この地ならではの「旬」にこだわった素材を使用。
エンターテイメント: 素材、味、盛り付けが三位一体となった、見た目にも美しい料理は、まさに「五感へのおもてなし」として評価されています。
食事場所: 夕食・朝食ともに、プライバシーに配慮された**食事処（レストラン）**で提供されます。
三余庵は、日常を忘れ、**「湯・食・室・癒・時」**の五感に響く上質な体験を求める大人の旅に最適な、十勝川温泉を代表する宿の一つです。
安心院（あじむ）葡萄酒工房の「安心院スパークリングワイン 2023」は、その高い品質と本格的な製法で、国内外で非常に高い評価を受けている日本を代表するスパークリングワインの一つです。
🍾 安心院スパークリングワイン 2023の特徴
このスパークリングワインは、特に製法とブドウ品種に大きな特徴があります。
1. 製法：シャンパーニュと同じ「瓶内二次発酵」
このワインの最大の特長は、**シャンパーニュ地方と同じ「瓶内二次発酵（トラディショナル方式）」**で造られている点です。
製法: 一次発酵を終えたワインをボトルに詰め、糖分と酵母を加えて栓をし、ボトルの中で再度発酵させることで泡を発生させます。
泡立ち: この製法により、きめ細かく、持続性のあるクリーミーな泡が生まれます。
熟成: 瓶内で酵母と共に長期間熟成されるため（一般的に1年以上）、パンやトーストのような**香ばしい複雑な風味（イースト香）**が加わります。
2. 品種：シャルドネ 100%
3. テイスティング・ノート
外観: 輝きのあるレモンイエローや、艶やかでわずかに緑がかったイエロー。
香り: 洋梨やアプリコット、リンゴの蜜のようなフレッシュな果実の香りに加え、ヘーゼルナッツや焼栗のような甘く芳ばしいニュアンス、白い花の香りが重なり、華やかです。
味わい: きめ細やかな泡立ちが心地よく、熟した果実味とキレのあるシャープな酸味が豊かに広がります。しっかりとした骨格と複雑な旨味があり、長い余韻へと繋がる辛口のスパークリングワインです。
🍷 安心院葡萄酒工房について
安心院葡萄酒工房は、麦焼酎「いいちこ」で知られる三和酒類株式会社の洋酒部門として運営されています。
高品質な国産スパークリングワインを探している方には、自信を持っておすすめできる一本です。
フランスの赤ワイン「Highgrove Côtes du Rhône（ハイグローブ コート・デュ・ローヌ）」は、単なるコート・デュ・ローヌ地方のワインではなく、イギリス王室のチャールズ国王（当時は皇太子）が創設したブランド「Highgrove（ハイグローブ）」のために特別に瓶詰めされているのが最大の特徴です。
このワインの主な特徴と魅力を以下にまとめます。
🍇 Highgrove Côtes du Rhôneの基本情報
1. 「ハイグローブ」ブランド
起源: イギリスのチャールズ国王（当時チャールズ皇太子）の私邸であるハイグローブ・ガーデンの名前を冠したブランドです。
コンセプト: 環境への配慮や持続可能性を重視しており、販売される食品や製品の多くがオーガニックであることを特徴としています。このコート・デュ・ローヌも例外ではありません。
ボトル詰め: フランスのローヌ地方の信頼できる生産者によって、ハイグローブのために独占的に瓶詰めされています。
2. ワインの産地と品種
🍷 味わいとスタイル
Highgrove Côtes du Rhôneは、ローヌ地方南部のワインらしい、豊かでジューシーなスタイルが特徴です。
おすすめのペアリング
ローヌ地方の赤ワインは肉料理との相性が抜群です。
牛肉、ラム肉、ジビエ（鹿肉など）
ハーブを使った煮込み料理や、ローストした肉料理
オーガニックのブドウを使用し、イギリス王室のブランドが選定した高い品質を持つ一本として、安心して楽しめるワインです。
スペインの「Astobiza Rosé（アストビサ・ロゼ）」は、スペイン北部バスク地方で造られる、非常に個性的で高品質なロゼワインです。
特に、同地方の地酒である**チャコリ（Txakoli）**のスタイルを取り入れた、爽やかでエレガントな仕上がりが特徴です。
🍾 Astobiza Rosé の主な特徴
| 項目 | 詳細 |
| 産地 | スペイン、パイス・ヴァスコ（バスク地方）、アラバコ・チャコリナ（Arabako Txakolina/チャコリ・デ・アラバ）D.O. |
| ブドウ品種 | 地元固有品種であるオンダラビ・スリ（Hondarrabi Zuri/白ブドウ）とオンダラビ・ベルツァ（Hondarrabi Beltza/黒ブドウ）を主に使用。 |
| 製法・スタイル | 辛口のロゼ。伝統的なチャコリに見られるような、**自然な微発泡（微炭酸）**を伴う場合があり、非常にフレッシュで爽快です。 |
| 外観 | 非常に淡いペールピンク。エレガントで繊細な色合いです。 |
| 味わい | キレのある酸味が豊かで、ネクタリンや赤系ベリー（イチゴなど）、白い花のニュアンスが感じられる、明るくバランスの取れた味わいです。 |
詳細と魅力
チャコリの個性を持つロゼ
チャコリ（Txakoli）は、通常は強い酸味と微発泡を特徴とする白ワインですが、アストビサ・ロゼは、その爽快感とミネラル感を受け継ぎつつ、ロゼワインの持つ華やかさと優雅さを兼ね備えています。
バスク地方のテロワール
アストビサのあるアラバ県オコンド村は、スペインワインの品質を保証する「グランデス・パゴス・デ・エスパーニャ」に属するバスク地方唯一のワイナリーであり、テロワールを活かしたワイン造りに定評があります。
食中酒として万能
フレッシュでキレのある酸味と、程よい果実味があるため、ロゼワインながら食中酒として非常に優れています。特に、バスク料理はもちろん、魚介類（サケ、サバなどの青魚）、エビ、アジア料理（メキシコ料理、タイ料理、寿司など）など、幅広い料理と好相性です。
よく冷やして、きりっとした酸味と微かな発泡感を楽しみながら飲むのがおすすめです。
